. PowerShot G1X mark II – Shige s hobby
PowerShot G1X mark II – Shige s hobby
PowerShot G1X mark II – Shige s hobby

激推しハイエンドコンパクト PowerShot G1X mark II

1.5インチセンサーを搭載したレンズ一体型カメラはこのG1X Mark-IIが最後のカメラで、G5、G7、G9シリーズは1インチセンサーとなる。G1X Mark-IIIはAPS-Cサイズセンサーを搭載しており価格も上昇しレンズ一体型カメラに搭載するには過剰な感じが否めない。これらリリース年の新しいカメラは中古の数も少なく中古価格、新品価格ともに高値で安定しているため、センサーサイズの大きなカメラを探すのであれば、G1シリーズの初代とこのG1X Mark-IIは比較的リーズナブルな価格になっているため選択肢として有力だ。

搭載された1.5インチサイズの大型イメージセンサーは、旧型のG1Xと同様に描写に不満はない。G1X Mark-IIはG1Xからの改善点として、ズームレンズの焦点距離が広角端24mmから望遠端120mmとなっている。G1Xは28mmからとなっており、広角端が4mm広いことはとても使い勝手がよくなる。焦点距離の点においてG1X Mark-IIはG1Xの不満点を完全に克服している。また、絞り開放F値がF2〜F3.9と明るくなっていることもこのカメラの良い点だ。

電子ビューファインダーは外付け(EVF-DC1、EVF-DC2 )となっており、カメラに装着してもカメラとの一体感は乏しく、カメラ全体がも大きくなりバックへの収納性が劣るため、EVFはカメラに内蔵して欲しい。カメラへのEVFよりの搭載方法は、G1X Mark-IIIのようなペンタプリズム部にこれ見よがしに搭載するのでは無く、SONYのα NEXシリーズの上位カメラ、α6×00シリーズのようにカメラ左上にボディと一体化した形でスマートに搭載されるのがコンパクトなカメラにはベストな取付方法だ。

EVF-DC2は購入時に付属していたので使用してみた。こちらの電子ビューファインダーは可動部分のない固定式で自由なアングルでの撮影に対応しておらず、背面液晶が見辛いときの代替手段となる。アイセンサーを搭載しており、ファインダーを覗くと自動的に電子ビューファインダーに切り替わるため使い勝手はよい。

後日、EVF-DC1を購入して利用したので両者を使い比べた。まず、仕様の違いは下表のとおりで、代表的な違いはディスプレイ種類、画面サイズ、可動範囲、大きさ重さの3点だ。

3つめの可動範囲がもっとも違う点で、DC1は90度までファインダーを動かすことができるため、ウェストレベルファインダーのような使い方ができ、撮影ポジションの自由度が高くEVF-DC2より使い勝手がよい。

EVF-DC1EVF-DC2対象製品EOS M6 Mark II/M6/M3 PowerShot G1 X Mark II/G3 XEOS M6 Mark II/EOS M6/EOS M3※ PowerShot G1 X Mark II※/PowerShot G3 X※ ※ファームウエアのアップデートが必要です。有効画素数約236万ドット約236万ドットディスプレイ種類液晶有機EL画面サイズ(型)0.480.39アスペクト比4:34:3視野率約100%約100%輝度調整有有アイポイント約22mm約22mm視度調節範囲-3~+1m-1(dpt)-3~+1m-1(dpt)可動範囲上方向に約90度固定接続方式アクセサリーシューに取り付け (電気信号は専用端子で通信する)アクセサリーシューに取り付け (電気信号は専用端子で通信する)表示切り換え (電子ビューファインダー/液晶モニター)可能 (接眼センサーによる自動切り換え、またはボタン操作)可能 (接眼センサーによる自動切り換え、またはボタン操作)大きさ(幅×高さ×奥行き)33.4×40.4×56.0mm31.4 × 36.2 × 45.7 mm質量約43g約 29 g

前述の設定で鏡筒の2つのリングは使っているため、露出補正は液晶横にある面状リングで操作している。この面状リングは操作性が良いとは言えないため、G1Xのようにカメラ軍艦部に専用の露出補整ダイヤルが備わっていルほうがベターだ。G1X MarkIIのデザインコンセプトでは、軍艦部にダイヤルをのせることができなかったと推察されるけれど、EOS Rに搭載されたボディに埋め込んだサブダイヤルが操作性は良い。

撮影後の画像記録時間は2000年代後半の高画素機のようにRaw撮影すると5秒待つというようなことはなく、1300万画素のRAW +最高画質の jpeg記録に待たされる印象は無く、画像処理を担っているDIGIC6の恩恵を感じる。

バッテリーのNB-12Lはキヤノン独自で、G1X Mark-IIのほかにはPowerShot N100というあまり売れなかったカメラにだけ採用されたバッテリーで、海外製の互換製品を見かけるけれど、そちらも3000円程度しており価格は安くない。海外製のバッテリーでリスクを負うぐらいなら、純正品は6000円くらいで売られているため純正品を選択するのがベターだ。バッテリーの持ちはそれほどよくはないため、予備バッテリーが1本は必要になる。

3.まとめ

結論としてPowerShot G1X Mark-IIをまとめると、3つのG1Xのなかでは搭載する機能や操作性においてもっともバランスのよいカメラで、レンズ一体型のカメラを探している撮影者にお勧めできる。このカメラをメインに使うこともできるけれど、サブカメラとしても優秀なカメラだ。唯一惜しい点はボディにEVFを内蔵していないことだ。

仕様・考察など

G1Xシリーズは、初代のG1Xから、G1X Mark-II、G1X mark IIIと三機種がリリースされており、カメラ毎にコンセプトが更新されており、CANONの試行錯誤が感じられる。その中でもっともバランスがよいのは、このG1X Mark-IIだと思う。

  • G1X:光学ファインダーを内蔵したコンデジの延長上にある高性能カメラ
  • G1X Mark-II:EVFがオプションのコンパクトミラーレスカメラを意識したサブカメラ
  • G1X Mark-III:EVFを内蔵した単独ですべてをまかなえるレンズ一体型カメラ

ボディデザインはG1X>G1X Mark-II>G1X Mark-IIIでG1Xがもっとも好みだ。操作性、性能はG1X Mark-II>G1X=G1X Mark-IIIでG1X Mark-IIIの評価が低いのはレンズのテレ端の最大望遠焦点距離が72mmと物足りないためだ。最短撮影距離は、G1X Mark-II=5cm、G1X Mark-III=10cm、G1X=20cmとなっており、G1X Mark-IIIはセンサーサイズが大きくなったためと思われるが、最短撮影距離の仕様的に後退している。

G1X Mark-IIとG1Xのフィルター装着方法に疑問があり、この2つのカメラはフィルターを装着するために、フードと排他になるフィルターアダプターが必要だ。フィルターとフードが排他となっているのは両方同時に使いたい撮影者にとって問題だし、このフードもアダプターもカメラ毎の専用品となっているため、カメラの販売終了後に入手するのが困難である。中華製の互換品を見かけることはあるが製造精度が不明なため入手は躊躇われる。

G1XG1X Mark-IIフードLH-DC70LH-DC80フィルターアダプターFA-DC58CFA-DC58E フード&フィルターアダプター 型番表

理想のG1X mark IVを下表右端に入れてみたが、G1X Mark IIを改良したG1X Mark IVを作って欲しいと願う。

項目G1X G1X Mark-IIG1X mark IIIG1X mark IV(希望)焦点距離(35mm版換算)28 – 112 mm(4倍)24 – 120 mm(5倍)24 – 72 mm(3倍)24 – 120 mm実焦点距離15.1 – 60.4 mm12.5 – 62.5 mm15.0 – 45.0 mm12.5 – 62.5 mm撮影距離20cm~∞5 cm~∞10 cm~∞5 cm~∞開放絞り値F2.8〜F5.8F2.0〜F4F2.8〜F5.6F2〜F2.8絞り羽根6999レンズバリアなしありなし–フィルターオプションFA-DC58C58mmFA-DC58E58mmなし37mmねじ込み55mmねじ込みレンズフードLH-DC70LH-DC80LH-DC11049mmフィルター装着可能–画素数1430万画素1280 万画素(アスペクト比 3 : 2 時)1310万画素(アスペクト比 4:3 時)2420万画素1430万画素センサータイプCMOS←←←センサーサイズ1.5←APS-C1.5手ぶれ補正レンズシフト方式4段レンズシフト方式3.5段レンズシフト方式4段←ファインダー実像式ズームファインダー視度調整範囲:-3.0 – +1.0 m -1 (dpt)視野率:77%後付けEVF 236 万ドット0.48型:EVF-DC10.39型:EVF-DC2内蔵EVF0.39 型236 万ドット内蔵EVF0.39 型236 万ドット背面液晶仕様3.0(TFT)バリアングル3.0(TFT)上下チルト3.0(TFT)バリアングル3.0(TFT)バリアングル背面液晶解像度92.2万ドット104万ドット←104 万ドット画像処理エンジンDIGIC5DIGIC6DIGIC7–バッテリーNB-10LNB-12LNB-13L–メディアSD メモリーカードSDHC メモリーカードSDHC メモリーカード←←←WIFIなしありあり←サイズ幅 x 高さ x 奥行116.7 x 80.5 x 64.7 116.3 x 74.0 x 66.2(EVFなし)115.0 x 77.9 x 51.4116.7 x 80.5 x 64.7 重量(g) *:本体のみ **:バッテリー+メディア492 *534 **516 *553 **375 *399 **450 *490 **リリース年2012.3.92014.3.132017.11.30?カラーブラック←←←

オプション

  • バッテリーチャージャー CB-2LG ¥5,500
  • キヤノンフィルターアダプター FA-DC58E ¥2,750
  • レンズフード LH-DC80 ¥2,750
  • リモートスイッチ RS-60E3 ¥2,750
  • 電子ビューファインダー EVF-DC1 ¥33,000
  • 電子ビューファインダー EVF-DC2 ¥25,000

参考情報

  • PowerShot G1X・キヤノン公式
  • PowerShot G1 X Mark II・キヤノン公式
  • PowerShot G1 X Mark III・キヤノン公式
  • G1X Mark II アクセサリー
  • KASYAPA / 204 コンパクトの枠を超えた新生『powershot-g1x-mark-ii』
  • キヤノン「PowerShot G1 X Mark II」の実力を探る
  • CANON G1X・Shige’s hobby

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更新履歴

  • 2026.1.10
  • 2025.12.15
  • 2025.5.21
  • 2024.11.15

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