人気だったギャラリーアプリの改造版、QuickPic Gallery Mod
QuickPic Gallery Modは昔人気だったQuickPicをベースに開発されている画像、動画管理とビューアの機能を持つギャラリーアプリです。筆者は当時のQuickPicに関しては全く知りませんが、調べた所では2015年に中国企業に買収されて以降、不自然な通信や広告表示が原因で以前の人気から大きく評判を落としているようです。QuickPic Gallery Modは現在Google Playで配布されているQuickpic Galleryと兄弟のような関係にありますが、オープンソースで開発されており機能は簡素で広告は一切表示されず快適に使用出来ます。但しQuickPic Gallery ModはGoogle Playでは公開されておらず所謂野良アプリのような形で配布されています。
開発/提供WSTxda確認バージョン9.1Android 要件不明価格無料(広告無し)ダウンロードGitHub QuickPic Gallery Mod概要QuickPic Gallery Modは現在GitHubからダウンロード出来ますが、AlternativeとQP.Galleryの2種類のapkファイルが配布されています。因みにSource codeは開発者向けに公開されているアプリのソースなので一般ユーザには無関係。AlternativeとQP.Galleryの仕様上の違いは殆どありませんが、Alternativeの方をインストールするとアプリ名がQuickPicとなり、QP.Galleryの方をインストールするとアプリ名がギャラリーとなります。また、アプリアイコンも異なりますが私的にはギャラリーという名前が紛らわしいのでAlternativeの方をお勧めします。
筆者が確認した所、QuickPic Gallery Modで表示可能な画像形式はJPG/BMP/GIF/PNG/WEBPでTIFFは駄目でした。再生が確認出来た動画形式はMP4/AVI/WMV/MPG/MOVでFLVは再生不可。
QuickPic Gallery Modのインストール
Google Playからの通常のインストールとは異なるので、今回はインストールから記載していきます。因みにAndroid端末全般のインストールについては別ページのインストール、アンインストールに掲載しています。QuickPic Gallery Modのapkファイルをダウンロード後、ファイルマネージャからタップして起動すると「不明なアプリのインストール…」というメッセージ画面が表示されます。「続行」からインストールへ進むと今度は「安全ではないアプリをブロックしました」という画面が表示され、一旦インストールがブロックされますが「詳細」を開いて「インストールする」をタップするとインストールが実行されます。
QuickPic Gallery Modはアプリのプラグラムのソースコードが公開されているオープンソースという事もあって安全性には問題ない筈ですが、「安全ではないアプリをブロックしました」といった画面が表示される事に不安に感じる方はインストールを避けた方が良いかもしれません。
QuickPic Gallery Mod 設定、使い方
QuickPic Gallery Modインストール後、初回起動時に「端末内の写真、メディア、ファイルへのアクセス」を許可するかの画面が表示されるので「許可」で進むとアプリ画面が表示されます。画面左上の3本線のメニューは「アルバム」表示、「日付」表示、「カメラ」の起動、「Wi-Fiファイルの送受信」、「設定」画面の表示となっています。アルバム表示はフォルダ単位で纏めて表示、日付表示は月別で纏めて表示となります。
QuickPic Gallery Modのユニークな機能として「Wi-Fiファイルの送受信」機能があります。これは送信側の端末と受信側の端末にそれぞれQuickPic Gallery Modをインストールしておき同じWi-Fiに接続しておくだけで使用可能。つまり同じWi-Fiに繋がっているスマホとタブレットなどで動画や画像を転送するといった事が出来ます。やり方は簡単で送信側と受信側のどちらもQuickPic Gallery Modの「Wi-Fiファイルの送受信」画面を開いておくだけ。
ここからは設定を見ていきます。「インターフェース」欄にある「テーマ」では多くの色から外観の配色を変更出来ます。「背景画像の変更」は説明にもある通りQuickPic Gallery Modだけでなくホーム画面やロック画面の背景も選択した画像に置き換わるので注意。「ステータスバーを非表示にする」を有効にすると設定から出た時にステータスバーの非表示が反映されます。
「アルバム」欄にある「外部ファイルエクスプローラー」を有効にしておくとフォルダ作成時にファイルマネージャの選択画面が表示されますが、Android 11以降は推奨との事。無効にした場合はQuickPic Gallery Mod内部の機能でフォルダを作成出来ます。「画像の探索」ではアルバムに表示するフォルダの追加や逆に非表示にしたいフォルダの追加、「動画を含める」を無効にする事でアルバム内に表示させないように出来ます。
他、おおまかに触れていくと「画像表示」欄では起動時の動作やシングルタップで画像の拡大、画面下部にズームボタンを配置といった設定が行え、「セキュリティ」欄ではパスワード、もしくはパターンによる保護設定が行えます。パスワード保護の対象は隠しフォルダと削除の2つで有効にした場合、隠しフォルダを表示するのに事前に登録しておいたパターンの入力かパスワードの入力が必要になり、削除も対象の場合はファイルの削除時に同様にパターンかパスワードの入力が必要となります。但し隠しフォルダのパスワード保護はQuickPic Gallery Mod上の操作のみに有効な機能で他のアプリから普通にアクセス出来るので、セキュリティとしての価値はほぼありません。
QuickPic Gallery Mod 感想
少し前に掲載したAves ギャラリーがあまりに多機能だったのでQuickPic Gallery Modはかなり簡素に感じましたが、ギャラリーアプリはこのぐらい簡素なのが丁度良いのかもしれません。ただWi-Fiファイルの送受信機能は中々魅力的な機能で、家族間のスマホで写真を送受信したりするのに便利だと思います。
現在Google Playで公開されている本家?Quickpic Galleryの方も試しに使ってみたのですが、UIが根本的に違う以外に何か操作を行う度に全画面広告が表示されまともに使う事が出来ない状態です。無料アプリで広告が表示される事自体は筆者として肯定的であり収入が開発のモチベーションに繋がる事は良い事だとも思いますが、意図的に使えないようにしているようにすら思える状況でした。
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