手洗いマークが付いた服は洗濯機で洗える?正しい洗い方や注意点を解説
手洗い表示がある衣類でも、洗濯機の「手洗い」や「ドライ」といった弱水流コースで洗濯することは可能です。しかし、型崩れを起こす衣類やニットなどはやはり手洗いしないとキレイ状態は保てないでしょう。 洗濯表示マークの種類は、衣類に使われている繊維・染色方法、縫製、加工方法によって決まっています。洗濯表示を正しく理解し、正しい洗い方をすることで洋服を傷ませることなく、きれいな状態をキープできるでしょう。 今回の記事では、洗濯タグマーク、手洗いマークについての解説と洗濯機での正しい洗い方を解説します。また、手洗いコースが付いている便利な洗濯機も紹介していきます。
洗濯タグのマーク
洋服を購入する時に、デザインや色柄以外に、洗濯タグはチェックしていますか?洗濯タグには洋服のケア方法が記載されています。洗濯表示は、国際標準に合わせてあるので、マーク内に日本語表記が記載されておらず、わかりづらいかもしれませんが、絵柄の意味さえ理解していれば大丈夫! 平成28年には洗濯表示マークは変更されているので、最新のマークの情報も紹介していきます。
手洗いマークとは- 洗面器や洗面所のシンクに水をためる
- 水の分量に合った手洗い用洗剤を溶かしこんで洗浄液を作る
- 洗浄液に浸してつけおき洗いする・すすぐ
- 洗濯機に入れて15秒ほど脱水をする
手洗いマークがついているものは、傷みやすく繊細であり、ウールやシルクなどデリケートな素材のものです。単純に洗濯機で洗うと縮み、型崩れなどを起こして着る事ができなくなる可能性が大きいのです。具体的な洋服で言うと、セーター、ニット、薄い洋服、シルクの洋服やワンピース、レースなどのものは手洗いマークの衣類です。
◆ウール
ウールを洗濯する、つまり水を含む状態になると、衣類としては縮みを起こします。そのためウールは基本的に「ドライマーク」が記載されているのです。一度縮んでしまったセーターやニットを元に戻すのは不可能と言えるでしょう。
◆シルク
シルクはカイコの繭(まゆ)から作られる繊維です。また、4大合成繊維と呼ばれる繊細な繊維の一つであり、ブラウスやシャツ、スカーフなど高級衣料品に使用されています。シルクは水に弱く、摩擦に弱いという性質を持っていため、洗濯機や手洗いで適当に洗ってしまうと生地を傷める可能性が高いのです。
◆ポリエステル
ポリエステル素材のものはほとんどが洗濯機で洗うことが可能です。しかしポリエステルの中でも、薄い素材の場合や装飾が多い場合には洗濯機より手洗いが良いでしょう。また、混在している他の繊維素材によって、洗い方に工夫が必要な衣類もあります。水に弱いレーヨンなどを含んでいる場合は、水にさらす時間を短くすることがポイントです。
洗濯機で洗える“手洗いマーク”
洗濯表示で手洗いマークが記載してあっても、洗濯機で洗うことは可能です。しかし、洗濯機の機能の「手洗い」や「ドライ」といった優しく洗い上げるコースでの洗濯が必要です。最新の洗濯機では「おうちクリーニング」など、繊細な衣類を洗濯するためのコースが標準装備されているものもあります。
洗濯機の「手洗いコース」を活用使用する洗剤は、弱アルカリ性ではなく、専用の中性洗剤を使うことで、繊維へのダメージや色褪せを防ぎます。しかし汚れを落とすという面は少し弱くなってしまうことは否めないため、注意が必要です。大きな汚れが付いてしまった場合には、クリーニングの活用も検討するとよいでしょう。また脱水の時間を短くすることでキレイな仕上がりになると言われています。
より注意すべき洗濯表示手洗いマークが付いた服の洗濯機での洗い方
洋服をネットに入れるまた、ニットやセーターは畳むときは裏返しにして畳むのがおすすめです。特に汚れが気になる部分は、外側にして畳み、ネットに入れる事で汚れはもっと取れやすくなります。ネットに入れる時もいくつかの衣類を入れるのではなく、一着につき一つのネットを使用するのがよいでしょう。
おしゃれ着用洗剤を入れる手洗いマークがついた衣類を洗濯機で洗う時は、専用の「おしゃれ着用洗剤」を使用してください。専用の洗剤は弱アルカリ性ではなく、中性であり、汚れ落ちは低くなりますが、繊維へのダメージや色褪せを確実に防いでくれるので安心です。
デリケートコースで洗浄洗濯機にある機能の「手洗いコース」「デリケートコース」「おしゃれ着コース」「ドライコース」などという名称のものを使って洗浄しましょう。さらにその機能にプラスして、脱水時間を短くすれば、傷みを少なくできるというメリットもあります。
手洗いコース、デリケートコースなどは、通常コースより洗濯槽の動きが少なく、水流も弱い洗浄コースです。脱水の際も衣類が絡まないよう調整されていますので、衣類が傷む心配がありません。
表示に合わせた乾燥方法で乾かす洗濯できたものを乾かすことも重要なポイントです。乾かし方も洗濯表示に記載されていますので、その記載に従った方法にて乾燥しましょう。例えば、日陰干しの指示、ハンガーを使ってはいけない、絞ってはいけないなどの指示がありますので、しっかり確認して表示の指示に従ってください。表示に従わない乾燥方法は、衣類の型崩れや傷みの原因になります。
繊細な素材の衣類を干すときには、傷まないように、風通しの良い場所を選んで洋服を干すことがおすすめです。お風呂場の衣類乾燥用機能を活用したり、サーキュレーターで風を送って湿気を飛ばすなど工夫をして傷みを防ぎましょう。
手洗いマークの服を洗えるおすすめ洗濯機
手洗いマークの服を洗える洗濯機は各メーカーから販売されています。各メーカーによって名称は違い、「おしゃれ着コース」「デリケートコース」などと言われています。
シャープ “ホームクリーニングコース”シャープのホームクリーニングコースでは、ウールや絹などデリケートな衣類やおしゃれ着の洗濯、また乾燥が可能なコースです。機種により洗濯できる量や乾燥できる量、洗剤量などが異なりますので注意してください。シャープの新しい洗濯機であればほとんどの洗濯機が標準装備されています。
created by Rinker ¥138,000 (2026/03/31 11:00:09時点 Amazon調べ- 詳細) created by Rinker素材ではウール・カシミヤなどのセーター、ブラウス、薄い素材のスカート、ワンピース、スラックスなどのデリケート素材のものでも洗浄可能です。ただし熱に弱いもの、装飾品が付いているものなどで一部洗えないものもありますので説明書を事前に確認しておきましょう。
日立 “おしゃれ着(ドライ)コース” created by Rinker ¥160,298 (2026/03/31 11:00:10時点 Amazon調べ- 詳細)日立のおしゃれ着(ドライコース)は、衣類の型崩れを抑えながら運転するコースで、セーターやスカート、ワンピースなど型崩れしやすい衣類の洗濯におすすめです。
created by Rinker ¥98,000 (2026/03/31 11:00:10時点 Amazon調べ- 詳細)しかし、洗濯表示にして「洗濯不可」「ドライクリーニング(石油系溶剤のみ)」と記載のあるものは洗濯できないこと、タンブラー乾燥不可の洗濯表示がある場合は乾燥不可能となすため注意が必要です。
パナソニック “おうちクリーニング”衣類の傷みを抑えてやさしく洗い上げる「おうちクリーニング」コースは、デリケート素材の衣類やおしゃれ着が洗えます。シャープの洗濯機では、インバーター付きの縦型洗濯機・洗濯乾燥機と、ドラム式洗濯乾燥機についていますので、ほとんどが標準装備と言ってよいでしょう。
created by Rinker ¥149,980 (2026/03/31 15:13:59時点 楽天市場調べ- 詳細) created by Rinker パナソニック(Panasonic) ¥169,048 (2026/03/31 11:00:11時点 Amazon調べ- 詳細)普段着を洗える「おまかせ」コースは、「洗剤」「水流」「機械の力」の組みあわせで、汚れをしっかり落とします。「おうちクリーニング」コースは、デリケートな衣類を傷めないように、洗濯槽の動きを抑え、水流の力で押し洗いし、スーツ上下、スラックス、ワンピースなどの繊細な素材のものもキレイに洗い上げてくれます。
洗濯機を上手く使って手洗いマークの服をきれいに洗浄!
手洗いマークがついている衣類でも洗濯機で洗濯をすることは可能です。しかし手洗いマークがついているということは、素材などが繊細でデリケートなことを示していますので、正しい洗い方で洗うことが必要です。