大人のおもちゃ箱
I2SというのはIC間でデジタル音声データを伝送するプロトコルです.この仕様のデータを受け入れて,Raspberry PiのGPIOピンに直接挿せるボードがあり,これで,Raspberry Piのデジタルオーディオをアナログに変換します.パソコン+USB-DACと違うのは,USBケーブルにはノイズがいっぱい乗っていると言う話があり,このようなUSBラインのノイズフィルターなどが売られていますが,I2SだとUSBラインのノイズは乗りません(Raspberry Pi自体のデジタル部分のノイズは乗ると思います).
気を付けることは,I2Sはシステムクロック,ビットクロック,LRクロック,データ信号の4本の線を使うのですが,Raspberry Piからはシステムクロックが出力されないので,システムクロック入力が不要なDACを選ぶ必要があります.代表的なのがDACチップとしてPCM5122 (32bit, 384kHzまで入力可能)を用いたこのようなボードです.ただし,PCM5122を用いても,このボードのようにシステムクロックをチップの外部から入力することもできます.DACチップとしてPCM5122を用いていれば,Raspberry PiのOSからはHiFiBerry DACもしくはHiFiBerry DAC+として人気できるようです.
- 音楽データを保存する機器(NASもしくはタブレットPC,スマホなど)
NASを用いる場合 Raspberry Piと2.5inch SSD/HDDを内蔵できるこういうケースもあります.電源スイッチも付いているので,Raspberry Pi自体をNASとして運用するには良いと思います.パソコンをNASサーバーとして用いて,パソコンに入れた音楽データにRaspberry Piからアクセスさせることもできます.
スマホなどから音楽データを飛ばす場合 なお,Raspberry Pi上のOSにVolumioなど前述のOSを使うと,AirPlayという機能が使えるので,スマホの音声出力をRaspberry Piに飛ばして,スマホに入っている音楽データをRaspberry Pi経由で再生できます.
値段別にリストアップしてみます. 1万円コース- スピーカーユニットは毎年7月に発売されている音楽の友社ONTOMO MOOKのスピーカーユニット(2019年はマークオーディオ製8cmスピーカー(Amazon)).スピーカーボックスはFOSTEXの8cm用バスレフ箱P800-Eを2個(Amazon).
- FOSTEXかんすぴセットP802-S(Amazon).
- その他,8cmだとコイズミ無線で色々選べます.
- 2019年7月に,FOSTEXの定番FE83シリーズの新製品FE83NVが出ました.これとバックロードホーンエンクロージャー(完成品,組み立て品)もしくはダブルバスレフ型エンクロージャーを組み合わせると良いと思います.
- 上記の10cmタイプだとFE103NVとバスレフ型エンクロージャー (各2個ずつ)が2万円で構成可能です.
- DALI ZENSOR1 (Amazon).
- TEAC S-300NEO (Amazon).
- TANNOY MERCURY 7.1 (Amazon)
- FOSTEX FE103NV + FOSTEXエンクロージャー (各2個ずつ)