歌声分析 Vol.6:玉置浩二 歌声そのものが“物語”を生み出すーー時代を超えて響き続ける、技巧を超える熱量
そして、その集約点として挙げられるのが、「悲しみにさよなら」のセルフカバーだ。安全地帯の楽曲として1985年にオリジナルリリースされた頃は、メランコリックなメロディを少し乾いた声質で明るく歌い、洒脱なシティポップとして成立させていた。技巧で感情を説明するのではなく、声の質感そのものでドラマを表現する姿勢は一貫していると言えるだろう。 聴き手自身の人生そのものに一瞬でドラマ性を与えることができる声。それが玉置浩二の歌の本質にあるように思えてならない。これが、玉置浩二の歌声が主題歌として“強い”理由なのではないだろうか。彼の歌声は時代やメディアの変化を超えて、今なお多くの人の心に深く響き続けている。 ※1:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/156886/2 ※2:https://charts.spotify.com/charts/view/viral-jp-daily/2026-01-21
歌声分析 Vol.5:幾田りら 抜群の安定感と声の立ち上がりの速さーー言葉を“正確に届ける”ボーカル表現アーティストの魅力を語るうえで、楽曲だけでなく“歌声”そのものに宿る個性にフォーカスする連載「歌声分析」。連載第5回目となる今回…
歌声分析 Vol.4:TOMOO 透明感と芯が両立する無二の個性 ”温度”を宿すボーカルが聴き手に響く理由を説くアーティストの魅力を語るうえで、楽曲だけでなく“歌声”そのものに宿る個性にフォーカスする連載「歌声分析」。連載第4回目となる今回…
歌声分析 Vol.5:幾田りら 抜群の安定感と声の立ち上がりの速さーー言葉を“正確に届ける”ボーカル表現 歌声分析 Vol.4:TOMOO 透明感と芯が両立する無二の個性 ”温度”を宿すボーカルが聴き手に響く理由を説く 歌声分析 Vol.3:中島健人 “声の演技者”として歌に最適な人格を宿すスキル、DNAに刻まれた抜群のリズム感 歌声分析 Vol.2:大森元貴 「クスシキ」「天国」……多層的な発声やスキルの取捨選択、“声色”で生み出す情感リアルサウンド厳選記事
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