【海外】Rolling Stone Japan:BABYMETAL × FIVE FINGER DEATH PUNCH:「The End (feat. BABYMETAL)」誕生秘話
FIVE FINGER DEATH PUNCH(以下、5FDP)が、結成20周年を記念したベスト盤『Best Of – Volume 1』に続き、『Best Of – Volume 2』をリリースした。本作の特徴としては、ファンからの人気の高い楽曲を再録したという点。特に、「The End」はBABYMETALをフィーチャーし、「The End (feat. BABYMETAL)」として大きく生まれ変わった。ミドルテンポのシリアスな楽曲というBABYMETALとしては珍しいタイプの楽曲に、SU-METALの新たな息吹を吹き込むことでより深みのある楽曲となった。
今回、BABYMETALと5FDPにメールインタビューを行い、今作の裏側に迫った。5FDPはなぜBABYMETALに白羽の矢を立てたのか、SU-METALはどんな想いでこの楽曲と向き合ったのか、興味深い話を聞くことができた。
―5FDPとの出会いはいつ頃ですか。最初の印象を教えてください。
SU-METAL 2015年にフェスで一緒になった時にお話したのが最初の出会いです。当時はまだメタルアーティストに慣れていなかったので、ちょっと怖いかなって思ったけど、すごく気さくにお話ししてくださって、優しい人で安心したのを覚えています。10年も前のことだったので、私たちのことを覚えていてくださって、今回声がかかったのは本当に嬉しいですし、あの時勇気を出して声をかけてよかったなと思います。
―5FDPから見て、BABYMETALはどんな印象でしたか。
5FDP 何度かすれ違ったことはあったけど、メタルの世界ではBABYMETALが出てきた瞬間に、みんなが注目してたと思う。日本から突然現れたトルネードみたいで、あの“カワイイメタル”のスタイルはめちゃくちゃ独特だったから、とにかく目立ってたよね。海外のステージにあんなに新しいものを持ち込んだら、そりゃ誰でも振り向くよ。見過ごせるわけがない。
―今回のコラボは、どうやって始まったんでしょう。
SU-METAL ベルギーのフェスに出た時に、5FDPさんのレーベルの方からオファーをもらったのがきっかけです。過去にリリースをした楽曲にゲストアーティストを迎えたコラボ企画をやられていて、今回声を掛けていただきました。
5FDP 自分にとって音楽って、昔からすごく視覚的なもので。曲を書くときって、頭の中で映画をつくってるような感じなんだよね。ハンス・ジマーとかエンニオ・モリコーネみたいに、音でストーリーを語れる作曲家にずっと憧れてたんだ。で、「The End」を書いたときに浮かんだ映像が、侍同士の対決シーンだったんだよ。ブリッジで和太鼓の音が入ってるんだけど、それもそのイメージから来てて。壮大な戦いのシーン、そしてそこに宿る日本のスピリット。その流れで「BABYMETALに日本語で歌ってもらえたら、このビジョンが完成する」って思ったんだよね。そこがすべてのはじまりだった。
―「The End (2025 Version) feat. BABYMETAL」の制作では、どんなやりとりや準備がありましたか。
5FDP この曲は前のアルバムに入ってたもので、もともとシングル候補だったんだよね。ただ、すでにナンバーワンを何曲か出してたし、1枚のアルバムから4曲以上シングルを切るのってあんまりやらないから、リリースのチャンスがないまま残ってたんだよ。でも今回、再リリースのタイミングで「ちゃんとこの曲をシングルとして出そう」ってなって。とはいえ、既発曲だから何か特別な要素を加えたいよねって話になって、そこにBABYMETALがハマった。あとはトラックをSU-METALに送って、「自由にやってくれたら嬉しい」って伝えただけ。細かい指示は一切してないけど、最初のテイクで完全に仕上げてくれたんだ。こっちの音にすごく自然に寄せてくれて、それでいてBABYMETALファンにも彼女の新しい一面を見せられたと思う。完璧な融合だったね。
SU-METAL 日本語で歌ってほしいというリクエストをいただき、オリジナルの英詞のメロディーをベースに、メロディーやリズムにハマる日本語歌詞をセレクトして、またオリジナルのメロディに寄り添ったフレーズを考えました。今まであまり挑戦したことのないミドルテンポで深い曲だなと思って、一つひとつの歌詞や音が際立つので、一つひとつをちゃんと歌う。リズムや音をかっちりはめるのではなくて、余韻にも感情を乗せて一つひとつを包み込むように大切に歌うのは難しかったです。
―SU-METALさんは実際に歌いながらどんな感情を抱きましたか?
SU-METAL 荒波の中で出口が見えなくて、見えない力に押さえつけられて立ち上がるのもやっとな状態で、でもどうにか足を一歩踏み出そうと顔だけは上げられたみたいな、目だけはまっすぐ前を捉えている。そんな感覚です。日本語詞は英語の歌詞の意味に合わせて考えていったのですが、元々あるものに響きが似ていて意味も似ている言葉を探すのは大変で、歌い方も色々試行錯誤を重ねました。
―完成した楽曲を改めて聴いてみて、特に印象的だった部分はありますか?
SU-METAL 2番から私の歌が始まるんですけど、本当にこの曲に自分の声が入ってる!っていう衝撃というか、感動がありました。
5FDP これは単なる“ちょい足し”のコラボじゃなくて、ちゃんとしたフィーチャリングなんだよね。SU-METALは自分のパートもあるし、ブレイクダウンでは大きな存在感があるし、彼女の声が曲全体にしっかり組み込まれてる。中でも印象的だったのは、ブレイクダウンの直前で、イヴァンの声と彼女の声が交差するところ。まるでお互いに呼応してるみたいな、映画のワンシーンみたいな強烈な瞬間。2つの世界がぶつかるような感覚だった。あと、ブレイクダウン自体もめちゃくちゃ気に入ってる。ギターソロの代わりに派手な“ダイブ・ボム”を入れてて、普通じゃ聴けないようなサウンドになってる。あの部分が、この曲の個性を一気に引き上げてると思うよ。
SU-METALが挑んだ、“日本語詞×5FDPサウンド”の融合 ―SU-METALさんは、日本語詞でオリジナルを再解釈し、楽曲を新たな次元へと引き上げました。その歌詞やボーカル表現について5FDPはどう感じましたか?
5FDP 正直、日本語は柔道用語くらいしか知らないんだけど(笑)、日本のファンの反応を見て、「あ、これはちゃんと伝わってるな」って確信できたよ。もちろん、日本語詞を英訳してもらって自分たちでも内容をちゃんと理解したけど、すごいのは、今この曲が全米のロックチャートでトップ10入りしてることなんだ。しかも、その半分は日本語の歌詞。こんなこと、今まであったかな? たぶん、これって音楽史上でも初の快挙なんじゃないかな。このコラボがどれだけ“壁”を超えたか、ほんとに特別な出来事だったと思う。
―今回のコラボを通して、5FDPはSU-METALのどんな新しい一面を発見しましたか?
5FDP 一番驚いたのは、彼女の適応力だと思う。スタジオで直接会ったわけじゃないけど、戻ってきた音源を聴いた瞬間に「これだ」ってなった。修正もいらなかったし、最初のテイクですでに全部完成してた。しかも、こっちの歌詞をただ訳すんじゃなくて、自分の言葉に置き換えて再構成してくれて、日本語としても自然でアーティスティックな仕上がりになってた。こっちは何も言わなくても、彼女が自分でそのレベルまで持っていってくれた。最初から完璧だったよ。
―逆に、BABYMETALにとって5FDPとのコラボはどんな意味を持ちますか。
SU-METAL 今回のようなヘヴィで大人っぽい楽曲を歌うことが今まであまりなく、イヴァンのように深みと余裕とかっこよさを持ち合わせた声と一緒に歌うこの曲の世界にふさわしい声はなんだ?と、また新しい声を探す旅から始まりました。また新たなバリエーションができたと思っているし、大人な深みのあるBABYMETALを見つけられたと思っています。
5FDP 個人的にいちばんクールだなって思ったのは、“世界をまたいで音楽のボトルメールを送り合ってる”みたいな感覚だったこと。ほんとに、こういう国境を越えたコラボが実現する時代になったんだなって実感したよ。
―このコラボレーションを通じて新たに知った5FDPの魅力や、意外な発見はありましたか。
SU-METAL 自分たちの楽曲に他のアーティストの色が入ることに抵抗を感じるアーティストもいると思うのですが、私たちが日本語で歌う事に賛成してくれたことは嬉しい驚きでした。なので、全力でBABYMETALの色を出させてもらいました。 https://news.yahoo.co.jp/articles/20090aba1dc6ed69a612fc138cdc71bffe662c38?page=3
追伸:5FDPへの回答として、CD Journalによると、「The End」の再録は、ビルボード・メインストリーム・ロック・エアプレイ・チャートで初登場34位、現在5位(さらに上昇中の可能性あり)につけており、日本語歌詞の楽曲としては初めてこの順位に到達したとのことです。もし1位を獲得すれば、5FDPにとって13作連続のチャート1位獲得となります(直近は7月のマリア・ブリンクとのコラボ曲「I Refuse」)。
Queen Su のまたしても作詞。彼女は上手くなってきています!! この曲の彼女の声が本当に好きです。 全体的には平凡な曲だと思った。でも、SU-METALが日本語の歌詞を書いたと知って、少しだけ評価が上がった。彼女が書いたって本当にすごい。 うーん、ちょっとなぁって思うけど、BABYMETALのパートは尊敬する。でも、この曲や5FDPを愛する人たちにはもっと力を与えてあげたい。Twitter でべビメタだらけの・・・を フォローしよう!
created by Rinker BMW FOX RECORDS / アミューズ created by Rinker BMW FOX RECORDS / アミューズ created by Rinker シンコーミュージック created by Rinker created by Rinker created by Rinker リットーミュージック コメントを残す コメントをキャンセルRECOMMEND こちらの記事も人気です。
【海外】 FDTDの映像を使用した「The One」の Teasre映像 【海外】野生のBABYMETAL 【海外】ちょっと前にUSのiTunesでBABYMETALのアルバムを買… 【海外】BABYMETALのさいたまスーパーアリーナ公演グッズ展示中 【海外】1st ALBUM『BABYMETAL』のリマスター版 【海外】BMTHとのコラボ曲でBABYMETALを知った 【海外】BABYMETALは次号のYoung Guitarに掲載される予定 【海外】最も視聴された女性フロントメタル&ロックビデオクリップトップ50ABOUT この記事をかいた人
管理人。 BABYMETAL関連や音楽全般の5chまとめをしています 機械翻訳を使ってRedditのまとめも掲載NEW POST このライターの最新記事
BABYMETAL「FOX DAY」に2026年の活動予定を発表!北米および… 「METALVERSE VΛND PROJECT」楽器隊のメンバー判明 東京 / Zepp Haneda「BABYMETAL WORLD TOUR … 【海外】元アヴェンジャーの鞘師里保がBABYMETALのメタラジフェスを観戦… 検索 今月の人気記事- 【海外】キタニタツヤとBABYMETALの過去の関係 1件のコメント | 2026/03/11 に投稿された
- 「CDTVライブライブ」でBABYMETALを観た結果 1件のコメント | 2026/03/10 に投稿された
- 【海外】BABYMETAL、西の神バンドの新ベーシストはIce Nine Killsのリッキー・アルメリーノ 0件のコメント | 2026/03/14 に投稿された
- 【海外】BABYMETAL「White Flame」は壮大なオールドスクール・パワーメタル 1件のコメント | 2026/03/04 に投稿された
- 【海外】BABYMETALのYouTube視聴者数の国内と海外の差 6件のコメント | 2026/03/06 に投稿された
- 【海外】元アヴェンジャーの鞘師里保がBABYMETALのメタラジフェスを観戦したようだ 0件のコメント | 2026/03/30 に投稿された
- 【海外】BABYMETALが「Copenhell 2026」のBステージのヘッドライナーを務める 1件のコメント | 2026/03/28 に投稿された
- 【海外】BABYMETAL、メルボルン公演の「Algorism」フルパフォーマンス 1件のコメント | 2026/03/18 に投稿された
- 【海外】Metal Hammer:この10年間で最高のメタルアルバム30選(現時点まで) 0件のコメント | 2026/03/26 に投稿された
- 【海外】BABYMETAL、8月9日 LuckyFes’26に出演決定(茨城県ひたち海浜公園) 1件のコメント | 2026/03/11 に投稿された
- BABYMETAL「FOX DAY」に2026年の活動予定を発表!北米および中南米を巡るワールドツアーなど 2026.04.01
- 「METALVERSE VΛND PROJECT」楽器隊のメンバー判明 2026.03.31
- 東京 / Zepp Haneda「BABYMETAL WORLD TOUR 2026 IN JAPAN」のライブ画像 2026.03.31
- 【海外】元アヴェンジャーの鞘師里保がBABYMETALのメタラジフェスを観戦したようだ 2026.03.30
- BABYMETAL「メタラジ!FES」を観に行った結果 2026.03.30
©Copyright2026 べビメタだらけの・・・.All Rights Reserved.