SONY TC-FX1010
ソニーの新開発ICであるASP(Audio Signal Processor)を搭載しています。 このICは、テープデッキの信号制御系に使用されている可変抵抗器やスイッチなどのメカニカル部品に代わり、純電子式のデジタルボリュームや電子スイッチなどの信号制御機能を含んでおり、低歪率、高SN比を実現することで高い性能を得ています。 このICをマイクロコンピューターと組み合わせる事により、全てのスイッチ類のフェザータッチ化、リモートコントロール化を可能にし、さらにテープ特性に対応した各種機能の自動調整化を可能にしています。 さらに、外部に不揮発性メモリーを付加することによって、複数の情報を組み合わせて記憶させることが可能になっています。
録音/再生ヘッドには、正確なアジマス調整ができる独立ヘッドの良さと、均一なヘッドタッチが得られるコンビネーションヘッドの良さを両立させた、ソニー独自の独立懸架型S&Fヘッドを使用しています。 また、消去ヘッドにはマグネフォーカス4 Gap F&F消去ヘッドを採用しています。
4種類の録再状態をプリセットできるステイタスメモリー機能を搭載しています。 メモリー内容は、オートキャリブレーションで設定した最適録音バイアスと録音感度、AUTO ATTのon/off、テープのタイプ、録音レベル、録音レベルL/Rバランス、ライン/ヘッドホン出力レベル、ドルビーNRポジション、MPXフィルターのon/off、MOLバランス、操作時のBEEP音のon/offの計10項目が設定できます。
録音の最中に予期しない過大入力があると自動的に録音レベルを補正するオートアッテネーター機能を搭載しています。 AUTO ATTをONにすると、使用しているテープのタイプ別に設定されている中低域および高域のMOLの値と、録音信号の中低域と高域のレベルをセルフモニター3ヘッド方式によって比較し、セットされているアッテネーター値では録音レベルが高すぎる場合、アッテネーターを自動的に最適値に修正します。
機種の定格 EIAJ off Dolby B Dolby C BHFテープ: 53dB 56dB 63dB 69dB JHFテープ: 56dB 57dB 64dB 70dB DUADテープ: 57dB 61dB 68dB 74dB Metallicテープ: 56dB 60dB 67dB 73dB