トランペットのバルブオイルのおすすめは?実際に比較してみた!
トップバッターは、アルキャス。なぜこれがトップバッターかといいますと、 私が高校時代から数年前までずっと使っていた オイルだからですね。あまりにも長いこと使いすぎて、「あれ? そもそもなんでこのオイルばっかり使ってたんだっけ?」と思ったのがこの記事を書くきっかけになりました。それだけに、使用感は身に染みて分かっていますので、 他のオイルの評価はすべてこのオイルを基準 にしてつけています。つまり「 このオイルを☆3つとしたら 」という感じですね。
使用感はといいますと、注した直後の 動作の軽さは申し分ない というのが、まずあります。その反面、持続性がもうちょっとあればな……という感じ。本番1ステージくらいは余裕で持ちますので、 実用面での問題は全くない んですけどね。
AL CASS ファストオイル ②YAMAHA (ヤマハ) バルブオイル ライト VOL3お次は、日本が誇る楽器メーカー・ヤマハ!高品質な楽器を製造しているだけあって、メンテナンス用品も定番となっている商品が数多くありますよね。こちらのバルブオイルも、定番の一つといえるでしょう。日頃使用されている方も多いのではないでしょうか。
さて、実際に使用してみた感想。動作の 軽さはさすが 、といった感じです。ただ、吹いているうちに2番ピストンの動きが徐々に重くなってくるように思えたのが、少々気になりました。しかし、練習できない日が続いて3日ほど放置したことがあり、さすがに硬くなっているかと思いきや、意外と問題なくピストンが動きました。 持続性もなかなかありそう です。
YAMAHA バルブオイル ライト VOL3 ③YAMAHA (ヤマハ) バルブオイル レギュラー VOR3お次もヤマハより。ヤマハのバルブオイルは先ほどの「ライト」も含めて4種類ありまして、お次は「レギュラー」ですね。4種類全部試したかったのですが、他のメーカーのものも使ってみたかったですし、記事も長文になってしまいそうでしたのでこの2種類に絞らせていただきました。あしからず。
で、使ってみた感想ですが、 非常に良い ですね!ピストンを抜き、オイルを塗布してピストンを入れる時点で「おっ」と思いました。 動きが軽いのがもう分かる 感じ。練習中も動きがスムーズだったのはいうまでもなく、 翌日も試しにそのまま楽器を吹いてみたところ、全く問題なく使えました 。ヤマハのバルブオイルは学生時代に一時期使用していましたが、やはりいいものだと実感できましたね。
YAMAHA バルブオイル レギュラー VOR3 ④La-Tromba (ラトロンバ) T2 Valve Oil続いては、ラトロンバ。正直「はじめまして」のメーカーです。
非常に細く、まるで スポイト のようになっています。この形を使いやすいと思うかその逆か、意見が分かれそうなところですね。
使用感については、やっぱりこの注ぎ口に触れないわけにはいきません。正直、トランペットのバルブに使うには、この細い形状はあまりメリットがないように思えます。注すオイルの量の加減がちょっと分かりにくいんですね。オイルそのものの 使用感は、アルキャスとそれほど変わらない ように感じました。
【追記】近年のバルブオイルのキャップは、液漏れを防ぐために二段階操作で開ける仕組みになっています。二段階操作というのは、閉まっているキャップを①まず上から押して、②反時計回りにひねる、という手順です。特に海外メーカーのオイルだと、なかなか開かないものが多いという印象があります。その中で、このT2バルブオイルのキャップは 開けやすく、ストレスが生じません 。この点は大きなメリットだといえます。また、特徴的な注ぎ口も、使っているうちに 非常に塗布しやすい形状 だと気が付きました。
La-Tromba T2 Valve Oil ⑤Hetman (ヘットマン) #1 Light Piston バルブオイルお次も、初対面のヘットマン。こちらは、なんとなくトロンボーンで使用されている方が多いような印象があります。なかなかのお値段がしますね。
使ってみた感想。動作の 軽さはアルキャスと同様 の印象を受けました。 持続性はやや高い ように思います。お値段相応の高品質といったところでしょうか。
Hetman #1 Light Piston バルブオイル ⑥Monster Oil (モンスター・オイル) バルブオイル ファスターいよいよ6つ目、最後となりました。ラストを飾るのにふさわしいネーミング、モンスターオイルの登場です。お名前の印象に違わず、良いお値段。そして一見して分かるように、 ボトルが小さく、他のメーカーのオイルの半分ほど しか入っていません。漂う高級感と際立つ個性。うーむ、タダモノではなさそうです。
さてさて、気になる使用感。動作の 軽快さは、さすがにピカイチ! ヤマハのレギュラーと同様、塗布してピストンを入れる段階で、「スッ」と入るのが分かります。 持続性も申し分なし! やはりタダモノではありませんでした、モンスター!
【追記】この記事の執筆の際には気が付かなかったのですが、このオイルはバルブに塗布すると 黄色っぽく変色する という特徴があります。楽器内に溜まった水をウォーターキーから抜くと、茶色の液体が出てくるため、布などに落とすとあっという間に汚れます。服に付いたら、目も当てられません。また、このオイルを使うと「音色が変わる」という評価もあるようですが、私の場合はそこまで顕著な変化は感じられませんでした。
Monster Oil バルブオイル ファスターバルブオイルのおすすめはこれだ!
バルブオイル6製品比較結果・クオリティ最高 YAMAHA バルブオイル レギュラー VOR3・コスパ最高 YAMAHA バルブオイル ライト VOL3・総合バランス La-Tromba T2 Valve Oil
私が使用してみた限りでは上記のような結果になりましたが、どの製品も非常に良いものだと思います。私が高校生、大学生だったころよりも、 全体的に品質が上がっている のかもしれませんね。企業努力ってすごい(小並感)。
バルブオイルなどで楽器のコンディションを整えたら、あとは練習あるのみ。 着実 に上達するための取り組み方 について知りたい方は、引き続きこちらも読んでみてくださいね。
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2025年7月27日 古閑らいこう POSTED COMMENT 通りすがりさん より: まず、使用楽器の対象が分からないので比較できません。吹いた時の吹奏感や音のなり方がちょがうと思いましたのでそういうのもあれば参考にできたかなっと。なるほど、そういう視点も必要ですね! 楽器との相性、というのも大きいかもしれません。 吹奏感や音色に関しても、オイルによって異なるというのは 聞いたことがありましたが、正直この記事は そうした観点では書いていませんでした。 次にバルブオイルについて書く際には、参考にさせていただきますね。 ありがとうございます!