. 2019) - 映画って人生!
2019) - 映画って人生!
2019) - 映画って人生!

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019)

感想は、とてもうまい画つくりと音楽で、当時の映画つくりに、特に昔のウエスタン映画を観ているようで、アクションあり、バイオレンスあり、大笑いして、ラスト13分のシャロン・テート殺人事件の“おち”に唸りました。なぜこの“おち”なのか?これをつき詰めていくと、監督が映画界に変革の芽が出てきた1960年代を如何に愛し、後世に伝えたいという想いに辿りつきます。街の風景、映画館、レストラン、スタディオ、広告、車、映画、音楽等すべてが1969年の世界で、それらすべてに映画に関わった人々の想いが詰まっていて、ここで触れら語られることはないですが、後に大輪の花となっていくエピソードに繋がっているという、すばらしい作品です。

人生に平坦な人生なんてない。最悪のなかでのふたりの生き方に、名は残らないがだれかの記憶のなかに生きていくことのすばらしさを教わります。

あらすじ(ねたばれ): 冒頭にTV「賞金稼ぎの掟」で活躍するリックとクリフへのNBCインタビュー。「スタントマンとは何か」という質問があり、「俳優ができないことをする」と答えていますが、クリフはリックの役を代行するだけでなく仕事の相談に乗り精神的に支える一心同体とも言える関係。架空の人物ですが、同じような境遇にのちに大成するクリント・イーストウッドがいたということが物語を面白くしています。

クリフの安全運転で、シュロ・ドライブに急ぐ。途中で「今日は太陽を浴びて・・」とShadee of Deep Perpleを歌いながらゴミを漁るヒッピー女性たちに遭う。この歌、マンソン・ファミリーのもの。そのひとりプッシー・キャット(マーガレット。クアリー)がウィンクを送ってくる。

このあと、クリフは自分の車でドライビング・シアターの跡地にあるトレーラーハウスに戻る。「セメントの女」(1968)とポスターが目に入る。帰りの激しいハンドル捌が見もの。クリフの気性の激しさが見られる。クリフ、まずビールを飲んで帰りを待っていた愛犬ブランディに餌をやる。これが本人のものより上等。(笑) このブランディがクリフと同じような気性で、ラスト13分で大活躍。(笑) 伏線を張りまくって物語が進むので目が離せない。

クリフがオーデイションでブルース・リーに会い、ブルースの大口が頭にきて、ぶっ飛ばし、そこに駐車していたシブリンの車を破損させ、大目玉を喰らう。(笑) ここでのふたりのアクションは見ものですが、人と人の繋がり、ハリウッドはひとつだと思わせるこれらのシーン。これが、監督の伝えたいことだと思います。暗い「シャロン・テート事件」で、余りにも大きなハリウッドの夢が消されたと、怒ったのがこの作品のテーマではないでしょうか。

この働きで、リックはシャロンから自宅への招待を受けた。 名の無い俳優たちを通して、当時のハリウッドのすばらしさを唄いあげ、その未来を潰そうとしたマンソンへの怒りが描かれ、とても面白い、深い作品でした。 ****

オカルトホラーの先駆的作品。WOWOWで初鑑賞。 ロマン・ポラン… 19世紀フランスで実際に起きた冤罪事件“ドレフュス事件”を「戦… 巨匠スティーブン・スピルバーグが、映画監督になるという夢を… 1920年代のハリウッド黄金時代を舞台に撮り上げたドラマ。監督… 名画としてよく紹介される作品、まだ観ていなかった! 1942年に…
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