TEAC VRDS-20
メカニズム部にはティアック独自のVRDS(Vibration-Free Rigid Disc-Clamping System)を搭載しています。 このメカニズムでは、ディスクと同径で微妙なテーパー角を持つ高質量ターンテーブルに、高精度クランパーでディスクを圧着することでディスクのソリや歪を矯正すると共にディスク回転時の振動や共振を徹底的に排除しています。さらに、ターンテーブルのテーパー角と同角度に微調整されたピックアップによって常にピックアップ光軸中心でのピット読み取りを可能にしています。
D/A変換部にはビットストリーム方式のDAC7を採用しています。 VRDS-20ではSAA7350にTDA1547(DAC7)を両チャンネルに2個ジョイントしたダブル・ディファレンシャルモードとなっており、差動回路によってLR間の干渉や偶数次高調波の打ち消しを徹底することでS/N比を改善しています。 デジタルフィルターには20ビット8倍オーバーサンプリングデジタルフィルターを採用しています。
シャーシにはスーパーハイリジッドチューン・シャーシを採用しています。 ボディはボンネット下層部にトップパネルを設けて二重天板構造を形成しており、二重の天板間には細心の注意を払って制振効果を高める特殊不織布をサンドイッチするとともに、7天留めによってシャーシ本体に強固に固定しています。 シャーシ本体は8つのパーツに分割したセパレート・ブロック・コンストラクションを採用しており、独立したフロント/リア・シャーシに加えてメカ専用のセンターシャーシを設置し、前後2枚のメカフローティング用サブシャーシを介してサブシャーシと連結したボトムシャーシに組み上げられています。特にフロント/リア・パネルを直結するセンターシャーシはH型の梁構造を形成し、ボディトータルの大幅な剛性化に貢献しています。 VRDSメカニズムと電源トランスはボディ重心と一致する筐体センターにマウントされ、低重心化と最適なウェイトバランス化を促進させることで制振設計を徹底しています。また、アナログ系とデジタル系をメカニズムを介して左右に分離レイアウトすることで電気的・物理的干渉を排除しています。
脚部には新開発のマウンテッド・インシュレーション・ポールとピンポイント・ポールベースを採用しています。 ボディ部の不要振動をさらに極小に抑えるため、4コーナーに円柱形肉厚アルミ押出しインシュレーション・ポールをマウントしています。このポールは微調整可能な高さ調節機構を備えており、ボディ4点を確実に接地させることが可能です。 本体はポールベースとピンポイント接触となる形状とすることで振動を減衰しています。このポールベースはアルミ、ステンレス、真鍮、クッション材からなるハイブリッド構造とすることで共振を速やかに分散しています。また、アルミ部と真鍮部の重量比を1:1とし、ピンポイント接触部には硬質のステンレスを使用することで振動モードを拡散しています。
機種の定格 型式 CDプレイヤー デジタルフィルター 8倍オーバサンプリング・20ビットデジタルフィルター アナログフィルター 3次バターワースフィルター D/Aコンバーター ビットストリーム アナログ出力 XLR、RCA デジタル出力 ST、TOS、RCA 電源 AC100V、50Hz/60Hz 消費電力 18W 外形寸法 幅500x高さ146x奥行331mm ポイントベース使用時:高さ160mm 重量 13.8kg 付属 ワイヤレスリモコン