. 76単段アンプ - ラジオバラック
76単段アンプ - ラジオバラック
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76単段アンプ

アンプ土台は、ありあわせの木端(こっぱ)です。大きい板に部品を並べて楽々配線です。 真空管ソケットは30mm長のスペーサーに木ネジを通して板に固定しています。 真空管のヒーターには小型の6.3Vトランスを、平滑には贅沢にチョークを使っています。東栄トランスです。OPTも泣く子も黙る東栄トランスの人気のT-1200。本当は1次10kオーム欲しいところてすが、7Kオームで使用。 入力にもトランス。ST-14です。入力トランスで、絶縁しないと、電源トランスレスですから、AC100Vのホット側が、外部に接続するCDプレーヤーに流れる可能性があります。 それに単段アンプなので、トランスで入力電圧を上げておく必要もあります。

注意 このバラックアンプは危険です。 100V や 280V が露出していす。 用心していても慣れてくると事故が起こります。

真空管ソケットです。76はST管で、ピンはUYです。球の名も本当はUY-76というべきかも知れません。 (ST管には、他に UZ UX などがあります。) 今ではこういうソケットもなかなかないようです。

さてこれが太さ15mmのヒューズホルダーを固定する 発明技、「L金具2本使い」 です。 冒頭の写真に見えますが、ネオンランプもL金具留めです。

さて、メーターの件。 私はアナログメーターが大好きです。 オリゴカードのように 大大、大好き です。巨大なアナログメーターを肩に担いでバスに乗ってもいいくらいです。 銀河鉄道999 漫画家の 松本零士氏もメーターが好きなのではあるまいかと推察していますが。氏の漫画のコックピットには無数のアナログメーターが描かれています。

さて、今から15年前、秋葉原の店頭で、投げ売りしていたメーターをいつか使うだろと、いくつか買っておきました。その1つに15 Vの直流電圧計がありました。 たぶん、無線機の電源を作ったら使おうと思っていたのでしよう。しかし、ずっと使わずじまい。

球のアンプで、カソードに電流計を入れ、プレート電流を監視するというのがありますが、 この電圧計で、5mAのプレート電流を監視しようと思いつきました。 15Vの文字盤を15mAとして直読するには、ある抵抗を通過する電流の両端電圧を測ればいいのだ。で、その抵抗値は、計算で、1000オー ムとくらあ。よーし。よく思いつきました。 ただし、アナログメーターは内部抵抗が無視できないので、計算に含むべしと。

これが出来上がった後の検証です。 今5Vと、針が指しているアナログメーターにかかっている電圧を、デジタルテスターで測定しました。小数第1位まで合ってます。 電圧計の内部抵抗は15Kオームです。1kオームと82オームの抵抗直列にメーターを並列にすると、合計1Kオームの両端電圧を測ることになります。 ま、精度は目安です。温度などでも変化しますし。 そんなことより、メーターがついてるアンプのカッコよさに注目です。いいでしょ~?

電源スイッチを入れると、ネオンのパイロットランプが点きますが、すぐにはメーターは振れません。 10秒くらいしてヒーターがあたたまると、ジワーっと針が右へ昇っていきます。プレート電流が流れ始めたのです。5V、もとい、5mAを指して、止まります。 カッコいい~と、毎回感じ入ります。

この後、私が中学1年の時に作った並三ラジオをいつか再現しようと、10年前に買っておいた、マグネチックスピーカーをこの76アンプにつないで音を出してみました。鳴りました。 昔、並四ラジオの76で、マグネチックスピーカーを鳴らしていたのは本当だったのだと、わかりました。 ちなみに私の並三は6ZP1でマグネチックスピーカーを鳴らしていました。実は8月に6ZP1の単段アンプも作りました。それはまたの記事でお目にかけます。

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