ゲージグラフ(メーターグラフ)の作成 with Excel
筆者の浅慮か,もしビジネスシーンにおける管理者として先のような考え方をバックグラウンドにおくならば,このグラフは達成率や進捗状況といったKPIまわりの行動評価と相性がいいはずです。実際のと いや,とまれ知見に足らないこのサイトが用途を掘り下げても墓穴を掘るだけのような気もするので,ここでは単に集合 U における要素A, Ā に関するAの比率のビジュアライゼーションを目的に据えて例示していきたいと思います。
- 半ドーナツ型ゲージ: type 1
- 中心角θのドーナツと針式の複合ゲージ: type 2
- 中心角θの扇の円弧に沿って目盛を振った針式ゲージ: type 3
- 再計算(再描画)が可能
- 「図形」を埋め込まない
- VBAを使用しない
- 比率でなく実数を目盛に刻むもの: type 4
工程
type1|半ドーナツ型ゲージ type1- Step 1集合Uに関する情報を構成します。Aに直接任意の比率(0≦rA≦1)を入力し,r Ā とrUを計算によって求めます。
B6 =1-B5 B7 =SUM(B5:B6) type1- Step 2 type1- Step 3 type1- Step 4 type1- Step 5 type2|自由な中心角のドーナツ + 針式ゲージ type2- Step 1集合Uに関する情報を構成します。Aに直接任意の比率(0≦rA≦1)を入力し,r Ā とrUを計算によって求めます。
B6 =1-B5 B7 =SUM(B5:B6) B10 =TEXT(B5,"0%") type2- Step 2- θ: 扇の中心角(0<θ<360)。砕けばドーナツの長さ。
- 基線位置: θをもとに,書式設定上の「基線位置」をどの値にすればよいかを求めたもの。
- 針の長さ: 文字通り。0<針の長さ≦1。
- 刻みの内限: type 2では使いませんが,これを用意しておくとシートをコピーしてtype 3に移行することが簡単です。
このシートに,データがとる値の下限から上限までの任意の値を 2セルおきに 入力します。
G9 =(180-$D$2)/2+$D$2*F9/100 H9 =-(COS(RADIANS(G9))) I9 =SIN(RADIANS(G9)) H10 =$H$2*H9 I10 =$H$2*I9 type3- Step 2シート上の任意の 空白のセル をアクティブにして,散布図を用意します。これにより“何もない空のグラフ”が出来上がります。
type3- Step 3 type3- Step 4 type3- Step 5 type4|比率,ではなく実数で管理する type4- Step 1type 2,type 3では比率を扱ってきましたが,最後にここでは売上などの“ナマの値”を対象とした場合を考えてみたいと思います。たとえば月次目標下における販売実績の到達点を管理する場合には,金額をそのまま入力できた方がラクでしょうし,同時に,目標到達後に“陸上トラックでいうフィニッシュラインを超えた減速区間”のようなマージンがあった方が資料としては使い勝手がいい場合もあります。以下,この場合の手続きです。
なお技法およびシートの構成はtype 2,type 3でのそれらを踏襲していますので,ここではそのあたりの説明は省きます。必要があれば,type 2,type 3の一連の手順を参照ください。
type4- Step 2 D2 216 F2 =180+(360-D2)/2 G2 0.8 H2 0.5 C5 =B5/B6 C6 =B6/B8*$D$2/360 C7 =B7/B8*$D$2/360 C8 =1-$D$2/360 D5 =(180-$D$2)/2+$D$2*B5/B8 G5 =-($G$2*COS(RADIANS($D$5))) H5 =$G$2*SIN(RADIANS($D$5)) G6 0 H6 0 F9 0 F12 =B6/B8*100 F15 100 G9 =(180-$D$2)/2+$D$2*F9/100 H9 =-(COS(RADIANS(G9))) I9 =SIN(RADIANS(G9)) H10 =$H$2*H9 I10 =$H$2*I9 type4- Step 3 type4- Step 4 type4- Step 5 その他の参照- ブレットグラフ
- 前[時点]比・伸び率・達成率・構成比・累積構成比 ―比・率・割合の計算
date of publication: 2016.7.25
date of update: 2019.8.18