ブローニングBAR Mk-Ⅱ
1960年代のアメリカでは、ハンティングライフル市場はボルトアクション式ライフルが主流でしたが、「レミントンM740」や「ウィンチェスターM100」といったセミオートライフルも存在していました。 しかし、ブローニング・アームズ・カンパニーは、強力な「マグナム弾」を安全に連射できる、信頼性の高いセミオートライフルに需要があると考え、ベルギーの名門銃器メーカー・FNハースタル社と共同でブローニングBARの開発に着手しました。 こうして1967年に発売されたブローニングBARは、主に、エルクやムース、クマといった大型獣ハンターの間で「強力な装弾を安全かつ迅速に連射できる銃」として高い人気を獲得しました。
レミントンM700 SPS レミントンM700は、1962年にアメリカのレミントン・アームズ社により発売された、ボルトアクション式ライフル銃です。その高い精度、信頼性、豊富なバリエーションに… BAR Mk-IIの登場初代BARの成功を受け、1976年に登場したのが「ブローニングBAR Mk-Ⅱ」です。このMk-Ⅱでは、ボルトリリースレバーの追加など操作性の向上が図られ、より洗練されたモデルとなりました。後に、軽量化されたライトウェイトモデルや、豪華な彫刻と美しい木材を使用したサファリモデルなど、多様なバリエーションが展開されました。 ブローニングBAR Mk-IIは、日本国内においてもセミオートライフル銃の代表的な存在として広く認知され、現在でも中古銃市場において安定した人気と流通量を保っています。
Mk-IIの新しいモデルラインMk-Ⅱは2000年代初頭にMk-Ⅱは、「BARショートトラック」と「BARロングトラック」の2種類をモデルラインナップ投入しました。これらモデルは、レシーバーにアルミニウム合金を採用することで軽量化が行われ、さらに、射手の体格に合わせてストックのフィット感を調整できるシムシステムを導入するなど、より現代的なデザインと機能性を取り入れました。 「ショートトラック」は.308 ウィンチェスタ―などの短い薬莢を使用するモデルで、「ロングトラック」は.30-06 スプリングフィールドなど、長い薬莢を使用するモデルとなっています。
BAR Mk-Ⅲへの改良2015年頃に登場した「ブローニングMk-Ⅲ」は、新設計の「スーパーフェザートリガー」による切れの良いトリガープルや、人間工学に基づいた新しいストックデザイン、一部モデルでは銃身の精度向上と軽量化に貢献するフルート加工が施されるなど、命中精度と扱いやすさの両立した改良が加えられました。