珠玉の15曲!ジョージハリスンの曲だけでビートルズのアルバムを1枚作りたい!
1969年に「The Ballad of John and Yoko」のB面として発表されたこの曲。当時は裏に隠れがちな存在だったかもしれませんが、よく聴いてみるとその完成度の高さに驚かされます。歌詞の内容は、「古い考えを捨て、新しい愛と自分自身を見つける」といったところでしょうか。ジョージ特有の哲学的な視点が光ります。また、曲のベースラインはジョージ自身が演奏していて、このリズムの絶妙な動きが楽曲全体に生命を吹き込んでいます。
さらに注目すべきは、エレクトリックピアノのアクセント。これが曲に洗練された彩りを加え、聴くたびに新しい発見があるような深みを生み出しています。「Old Brown Shoe」は、ジョージが作曲家としての腕をますます上げていたことを証明する一曲と言えるでしょう。
2. Savoy Truffle
2曲目は、ユーモアあふれる「Savoy Truffle」。この曲を選んだ理由は、ジョージの遊び心と軽妙な音楽センスを早い段階でリスナーに感じてもらいたかったからです。「Old Brown Shoe」のリズミカルな流れを受け継ぎながら、また違った側面でアルバムに彩りを加える1曲です。
「Savoy Truffle」は1968年発表のアルバム『The Beatles』に収録されています。歌詞は、親友エリック・クラプトンが甘党だったことからインスピレーションを得て、彼が好きだったチョコレートの名前を織り込んで作られたもの。ジョージの音楽の中では異色とも言える、軽快でおしゃれな雰囲気が漂っています。トランペットやサックスなどのホーンセクションが楽曲を華やかに彩り、ビートルズの中期以降の多彩なアレンジが光る楽曲でもあります。
アルバム全体の構成を考えると、この曲は「Old Brown Shoe」に続くリズム感と楽しさを維持しながら、リスナーに「ジョージのユーモアってこういう感じなんだ!」と新鮮な驚きを与える役割を果たしています。アルバム序盤に明るいトーンを置くことで、全体の聴きやすさもアップ。軽やかで耳に残る「Savoy Truffle」は、アルバムの中でも抜群の存在感を放つ1曲です。
3. You Like Me Too Much
アルバムの3曲目に配置したのは、ジョージが1965年のアルバム『Help!』に収録された「You Like Me Too Much」です。この曲を3曲目に選んだ理由は、前2曲のエネルギッシュな流れから一転して、柔らかく落ち着いた雰囲気を挟むことでアルバムにメリハリをつけたかったからです。また、ジョージが初期に手掛けた楽曲の魅力を楽しんでもらう絶好のタイミングとも言えます。
「You Like Me Too Much」は、軽やかなピアノのイントロが特徴で、ジョンがエレクトリックピアノ、ポールがピアノを演奏するという贅沢な構成になっています。ジョージのボーカルは、曲全体に優しさと穏やかさをもたらし、恋愛にまつわる歌詞の甘酸っぱい魅力を引き立てています。
アルバムの流れとしては、前2曲のユーモアとリズムの高揚感を一段落させ、次の曲へとつながる橋渡しのような役割を果たしています。聴き手に少しリラックスした時間を提供しつつ、ジョージの作曲の多彩さを改めて印象づける重要なポジションに置きました。「You Like Me Too Much」は、アルバム序盤をバランス良く整える、欠かせない一曲です。
4. Piggies
5. Devil in Her Heart
5曲目は「Devil in Her Heart」。ここでこの曲を配置した理由は、前曲「Piggies」の風刺的な雰囲気から一転、シンプルで親しみやすい初期ビートルズの魅力を感じてもらいたかったからです。軽快なリズムとジョージの柔らかいボーカルが、アルバムのバランスをさらに引き立てます。
「Devil in Her Heart」は1963年のアルバム『With The Beatles』に収録されたカバー曲で、もともとはアメリカのガールズグループ、The Donaysの楽曲。ビートルズの初期には、他アーティストの楽曲を自分たちのスタイルに染め上げる名人芸がありましたが、この曲もその一例。ジョージがリードボーカルを務め、彼の爽やかな声が曲に絶妙な甘さを加えています。
6. Think For Yourself
6曲目は「Think For Yourself」です!この曲をここに配置した理由は、初期のポップな雰囲気から一歩進んで、ジョージの思想的な深みが感じられる楽曲を紹介したかったからです。前曲の軽やかな流れから、少し重みのあるメッセージへと自然にシフトすることで、アルバム全体の聴きごたえをアップさせています。
「Think For Yourself」は1965年のアルバム『Rubber Soul』に収録されたジョージ作の楽曲。タイトル通り「自分の頭で考えなさい」というメッセージが込められており、ジョージらしい皮肉と洞察が詰まっています。歌詞では、他人の意見や表面的なものに惑わされることなく、自分自身で判断することの大切さを訴えています。
アルバムの流れとしては、ここでジョージの哲学的な一面を強調しつつ、次の楽曲へスムーズにつなげる役割を担っています。心に刺さる歌詞と個性的なアレンジで、聴き手をじっくり引き込むポイントとなる1曲です。「Think For Yourself」でちょっと立ち止まり、自分自身を見つめ直す時間を楽しんでみてください!
7. While My Guitar Gently Weeps
7曲目は「While My Guitar Gently Weeps」。この曲はアルバムA面のラストにぴったりな1曲(このアルバムはレコード想定です)。感動的で力強い、ジョージの作品の中でも特に有名な曲です。A面を締めくくるにふさわしく、聴く人の心に深く残るような余韻を感じさせるところが選定のポイント。
「While My Guitar Gently Weeps」は1968年の『ホワイト・アルバム』に収められていて、エリック・クラプトンがギターソロを担当していることでも有名ですね。ジョージが「易経」に触発されて書いたと言われていて、歌詞には深い意味と哲学的な要素が込められています。人生の不確かさやつながり、そして感情のもつれをギターと共に表現しています。
8. The Inner Light
8曲目は「The Inner Light」。ここでB面のスタートを飾るこの曲を選んだ理由は、アルバムに新たな風を吹き込むような、ちょっと異質で魅力的な1曲だからです。ジョージがインドの哲学やスピリチュアルな考え方に影響を受けて作ったこの曲、聴いているとどこか浮遊感があって、まるで別の世界に連れて行かれるような感覚を覚えます。
「The Inner Light」は1968年のシングル「Lady Madonna」のB面としてリリースされました。歌詞はインドの哲学をベースにしていて、内面の光を見つけ、心の平和を求めるメッセージが込められています。音楽的にも、インドの楽器を多く取り入れた独特のアレンジが施されており、ジョージのスピリチュアルな世界観が色濃く表れています。
「The Inner Light」の神秘的な雰囲気で、リスナーを新たな感覚へと誘いながら、B面をスタートさせる、この流れは絶妙です!
9. Taxman
9曲目は「Taxman」。ここで「The Inner Light」の後に一気にエネルギッシュなこの曲を持ってきたのは、アルバムの中にバランスを取るためです。ジョージの鋭い社会的視点が表れたこの曲は、聴いているだけでスッキリするほどのインパクトがあります。
10. Here Comes the Sun
10曲目は「Here Comes the Sun」。これはもう、ジョージの最高傑作とも言える1曲ですね!あたたかくて希望に満ちたこの曲は、どんな時でも心を軽くしてくれるような魔法のような力を持っています。アルバムに爽やかな風を吹き込むために、ここでこの曲を持ってきました。
「Here Comes the Sun」は1969年の『Abbey Road』に収録されていて、ジョージが自宅の庭で長い冬を乗り越えた後に感じた春の訪れをテーマにした曲です。曲調も明るく、心がウキウキするようなメロディで、聴いていると自然と笑顔になる感じがする至福の楽曲です。ジョージが弾くギターの音色がまた、春の光のようにやわらかくて、聴くたびに心が温かくなる感じがしますよね。
「Here Comes the Sun」はアルバムの中でも非常に印象的な曲で、ここに配置することで、アルバム全体の雰囲気を明るく照らし、聴き手を次の曲に向けて爽やかな気持ちにしてくれる効果があります。聴いた後、思わず深呼吸したくなるような、そんな気持ちになれる1曲です!
11. If I Needed Someone
11曲目は「If I Needed Someone」。ここでアルバムの流れにちょっと軽やかな風を吹き込むために、この曲を持ってきました。ジョージの作曲によるこの曲、心地よいリズムと、ちょっと切ない歌詞が絶妙に絡み合っていて、聴いているとどこか懐かしい気持ちになります。
「If I Needed Someone」は1965年の『Rubber Soul』に収録されていて、ジョージがインド音楽から影響を受けたとされる、ギターリフが特徴的な曲です。この曲のメロディとリズムが持つ軽やかさが、まるで風に吹かれているような感覚を与えてくれるんですよね。そして、歌詞は愛と孤独についての複雑な気持ちを描いていて、どこか微妙なニュアンスが漂っています。
「If I Needed Someone」はアルバムに爽やかなスパイスを加える完璧な曲。この流れで、次の曲に続くエネルギーを感じてください!
12. I'm Just Happy to Dance With You
12曲目は「I'm Just Happy to Dance With You」。ここでアルバムにちょっと楽しい気分を加えたくて、この曲を選びました。ジョージの歌うこの軽やかでポップな1曲、聴くと笑顔になれ、幸福感に包まれるご利益たっぷりな楽曲です。
「I'm Just Happy to Dance With You」は1964年の『A Hard Day's Night』に収められた曲で、映画の中でもジョージが歌うシーンがあります。作曲はジョンによるものですが、ジョージがボーカルを担当しています。ジョージの軽やかな歌声が特徴的なこの曲は、心温まる歌詞が特徴的。愛する人と一緒にダンスするだけで幸せだという、やっぱりご利益たっぷりな感じです。まさに、若き日のジョージの無邪気な魅力が存分に表れた1曲です。
「I'm Just Happy to Dance With You」をここに持ってくることで、アルバムの中で少し肩の力を抜いて、リスナーが気楽に楽しめる瞬間を作ることができるんですよね。気軽に聴ける、この感じがまたアルバムにとっていいスパイスになっています!
13. Something
この曲をアルバムのラスト前に配置したことで、アルバム全体の流れが一層豊かになるんじゃないかなと思っています。特に、前の「I'm Just Happy to Dance With You」との対比が面白い。軽快で楽しい曲から、急にこの美しいバラードに切り替わることで、アルバムに緩急がつき、リスナーを飽きさせないようにしています。ジョージの歌声が持つ感情の深みが、この曲の魅力を一層引き立てていて、聴いているとじっくりと心を揺さぶられる感じがします。
14. You Know What to Do
そして14曲目、アルバムのラストを飾るのは「You Know What to Do」。なんとも不思議な選曲ですが、この曲をラストに持ってくることで、アルバムが見事に締めたいと思います。ジョージの隠れた名曲、実はリリースされなかったものの中で、かなり魅力的な一曲です。
「You Know What to Do」は1964年の「A Hard Day’s Night」映画の初期段階で録音されたものの、結局お蔵入りになった曲です(The Beatles Anthologyで聞くことができます)。歌詞はシンプルで直接的ですが、どこかジョージらしい繊細な感情が感じられるメロディに乗せられています。この曲を聴くと、ジョージの初期の作風やビートルズの爆発前のエネルギーがひしひしと伝わってきます。
「You Know What to Do」をラストに持ってきたことで、アルバムがただのベスト集ではなく、ジョージの音楽の旅路を追体験するような感じに仕上がっています。ジョージの成長や変化を感じながら、この曲でほんのり余韻を残してアルバムを終わらせることにします。
ボーナストラック:In Spite of All the Danger
ボーナストラックも選んでみました。「In Spite of All the Danger」です。この曲は、ビートルズがまだ「ザ・クオリーメン」として活動していた1958年に録音されたデモ音源が唯一のもので、正式にはリリースされませんでした(この曲もThe Beatles Anthologyで聞くことができます)。そのため、隠れた名曲と言える一曲です。シンプルでありながらも、ビートルズがまだ若かった頃のエネルギーや音楽への情熱が詰まった曲として、原点を感じさせてくれます。
ジョージハリスン楽曲のベストアルバムが完成!
そして、ボーナストラックの「In Spite of All the Danger」は、ビートルズの原点に触れながらも、ジョージの初期の輝きを感じさせてくれる一曲です。ジョージの音楽の全貌を楽しんでいただけたら嬉しいです。このアルバムで、改めてジョージ・ハリスンの音楽に魅了されること間違いなしです!
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- 2. Savoy Truffle
- 3. You Like Me Too Much
- 4. Piggies
- 5. Devil in Her Heart
- 6. Think For Yourself
- 7. While My Guitar Gently Weeps
- 8. The Inner Light
- 9. Taxman
- 10. Here Comes the Sun
- 11. If I Needed Someone
- 12. I'm Just Happy to Dance With You
- 13. Something
- 14. You Know What to Do
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