峠の我が家 歌詞の意味・和訳
Oh, give me a home, where the buffalo roam Where the deer and the antelope play
Where seldom is heard a discouraging word And the skies are not cloudy all day.
我が家の周りでは バッファローがうろつき 鹿やアンテロープがたわむれる 落胆の言葉は聞かれず 空は一日中雲一つなく晴れ渡る
Chorus Home, home on the range Where the deer and the antelope play
Where seldom is heard a discouraging word And the skies are not cloudy all day.
<コーラス> 平原の我が家よ 鹿やアンテロープがたわむれる 落胆の言葉は聞かれず 空は一日中雲一つなく晴れ渡る
How often at night, when the heavens are bright With the light from the glittering stars
I've stood there amazed, and asked, as I gazed, If their glory exceeds that of ours.
夜空は星明りに明るく輝く 驚嘆のあまり立ちつくし じっと夜空を見つめる 星々の輝きは 人類の栄光にも勝るのか
The air is so pure, and the zephyrs so free And the breezes so balmy and light
I would not exchange my home on the range For all the cities so bright.
空気は澄み 蝶は自由に舞う 爽やかに 軽やかに吹き抜ける どんな輝かしい街にも変え難い 峠の我が家よ
アンテロープとは?
歌詞に登場する「アンテロープ( antelope )」とは、ウシ科の大部分の種を含むグループの名称。レイヨウ。
かつてアメリカ合衆国では狩猟目的で、ウシ科ブラックバック属(アンテロープ属)のブラックバック (Antilope cervicapra)が輸入され、テキサス州やカンザス州で繁殖し定着した。
岩谷時子による訳詞
『Home on the Range(峠の我が家)』には、様々な日本語の歌詞(訳詞)がつけられている。代表的な訳詞をいくつかご紹介してみたい。
あの山を いつか越えて 帰ろうよ わが家へ この胸に 今日も浮かぶ ふるさとの 家路よ
ああ わが家よ 日の光かがやく 草の道 歌いながら ふるさとへ帰ろう
あの山を 誰と越えて 帰ろうか わが家へ 流れゆく 雲のかなた ふるさとは 遠いよ
ああ わが家よ 日の光かがやく 丘の道 歌いながら ふるさとへ帰ろう
中山知子による訳詞
次に、NHK「みんなのうた」で放送された中山知子による『Home on the Range』の訳詞を次のとおり引用する。
1. ふきわたる みどりの風 さわやかな 峠には ふりそそぐ 日のひかりと はてしない 青空
おお わが家よ 牧場こそ わが家 山なみの かなたの村 ふるさとの 牧場よ
2. 草をはむ 子じかのむれ 林では 鳥の歌 咲く花の かげうかべる 清らかな 小川よ
おお わが家よ 牧場こそ わが家 夢さそう 木蔭の道 ふるさとの 牧場よ
3. さすらいは われらのもの 牛たちを 追いながら 草の波 はるか遠く こえてゆく たのしさ
おお わが家よ 牧場こそ わが家 風かおり 日はかがやく ふるさとの 牧場よ
久野 静夫による訳詞
続いて、久野 静夫による『Home on the Range』の訳詞を次のとおり引用する。
1. 空青く 山は緑 谷間には花咲き 幼い日 ひとり遊ぶ 懐かしのあの家
ああ我が家 峠の我が家 楽しい日 悲しい時 思い出のあの家
2. 紅の 空を高く 鳥は鳴き飛びゆく 山の端に 月はかかり 夜の香は漂う
ああ我が家 峠の我が家 楽しい日 悲しい時 思い出のあの家
龍田 和夫による訳詞
続いて、龍田 和夫による『Home on the Range』の訳詞を次のとおり引用して、原曲との違いを見てみたい。龍田氏は、主に合唱曲やオペラ作品を手がけている(本名:清水 脩)。
1. 空は青く 緑の野辺(のべ) なつかしの わが窓 悲しみも 憂(うれ)いもなき ほほえみの わが家
おお ふるさと 耳になれし ことば むれ遊ぶ ひつじのむれ 晴れわたる この空
2. 花のかおり 流れにそい はなしろき みず鳥(どり) 夢のごと 静かにまた さわやけく ましろに
おお ふるさと 耳になれし ことば むれ遊ぶ ひつじのむれ 晴れわたる この空
3. 空はすみて さやかに吹く そよ風の かぐわし なつかしき 峠の家 またとなき ふるさと
おお ふるさと 耳になれし ことば むれ遊ぶ ひつじのむれ 晴れわたる この空
津川主一による訳詞
最後に、フォスター歌曲の訳詞で知られる津川主一(つがわ しゅいち)による『Home on the Range』の訳詞を次のとおり引用して、その内容を確認してみたい。
1. 水牛は群れさすらい カモシカはたわむれ 野に山に光満ちて 空も晴れ渡れり
なつかしや 牧場のわが家 野に山に光満ちて 空も晴れ渡れり
2. 流れゆく小川の水 銀の砂を運び 白鳥は夢のごとく 川の面に浮かぶ
なつかしや 牧場のわが家 野に山に光満ちて 空も晴れ渡れり