『iMac 2017』のメモリを脅威の 64GB へ!iMacメモリ増設方法まとめ
Appleのオンラインストアであらかじめ大容量のメモリを搭載させて購入するよりも、メモリは最低容量で注文し、受け取り後に自ら増設作業をした方が安く済みます。ただし自分で増設作業をするということは、対応したメモリを調達するだけでなく、増設作業に伴う責任を負う必要があります。 コンピュータを組み立てたことがある人にとって、メモリの増設作業は朝飯前でしょう。また、組み立て経験がない人にとっても、iMacのメモリ交換作業は非常に簡単であるため、作業時間さえ惜しまなければ挑戦してみると良いかもしれません。
今回僕が増設しようと思っているメモリ容量は 64GB 。 2015年末に販売された27インチのiMacから、搭載可能なメモリ容量は 64GB になりました。僕が購入したiMacは2017年モデルなので、最大容量となる 64GB を搭載させてみます。
なお、最新モデルの『MacBook Pro』ですら搭載可能な最大メモリ容量は 16GB なので、“Pro”というブランドを冠する『MacBook Pro』の4倍のメモリ容量を手にすることになります。
ちなみに、以前僕が所持していた『iMac late 2012』を使っている際も、メモリ交換をしていました!
1. 準備するもの
- iMac本体(詳細は後述)
- メモリ(詳細は後述)
- 細長く硬い棒状のもの
- iMacを寝かせられる作業スペース
- iMacを寝かす際に敷くタオルのような柔らかいもの
iMacのメモリを増設するので、本体が存在しないと意味がありません。購入者自身の手でメモリの増設が可能なモデルは、2012年以降の27インチモデルのみとなります。
2011年以前の一部のiMacでもメモリ増設が可能ですが、本記事では対象外とします。今回メモリ増設を行うiMacは2017年モデルを対象としていますが、2012年以降のiMacであれば、本記事とまったく同じ手順で増設することが可能です。ただし、対応するメモリの規格がiMacのモデルによって異なるため、メモリ購入の際はご注意くださいませ。
メモリAppleの代わりに自分がメモリを増設する以上、自分でメモリを調達する必要があります。ここで注意したい点が、メモリの種類です。単に“メモリの種類”と言っても以下のように細分化することができます。
物理的な大きさ SO-DIMM 対応チャネル デュアルチャネル 周波数 モデルによって異なるメモリの物理的な大きさについてですが… メモリの物理的な大きさにはそれぞれ名前が付けられており、2012年以降のiMacでは“SO-DIMM”という名前の大きさを持つメモリであれば挿入することが可能です。
対応チャネルについてですが… コンピュータのメモリソケット(差し込み口)は複数用意されており、iMacの場合は4つのソケットが用意されています。実はこのソケットの使い方次第で、メモリのパフォーマンスも異なってきます。 処理を複数のメモリに分散することでコンピュータのパフォーマンスを向上させることができるため、メモリは通常、4枚1組または2枚1組で差し込むことが慣例となっています。この4枚1組のことを“クアッドチャネル”と言い、2枚1組のことを“デュアルチャネル”と言います。 iMacでは2枚1組のデュアルチャネルに対応しているため、8GBのメモリを1枚挿すよりも、4GBのメモリを2枚挿す方がパフォーマンスは高くなります。
最後に周波数についてですが… iMacの製造年によって、対応するメモリの周波数は異なります。一般的にはメモリの周波数が高いほど処理性能は高くなりますが、iMacもその周波数のメモリに対応している必要があります。 iMacのモデルと対応メモリ周波数の関係は、以下の通りです。
モデル 対応周波数 別称 5K 2017 DDR4-2400 2400MHz / PC4-19200 5K late 2015 DDR3-1867 1867MHz / PC3-14900 5K mid 2015 DDR3-1600 1600MHz / PC3-12800 5K late 2014 late 2013 late 2012今回は『iMac 2017』のメモリを増設するため、SO-DIMMのDDR4-2400(PC4-19200)に対応したメモリを購入すれば良い…ということになります。 後述しますが、僕が『iMac 2017』用に購入したメモリは『D4N2400CM-16G』というものです。『iMac 2017』を使いつつも「どのメモリを買えば良いか分からない!」という人は、僕と同じメモリを買っておくと良いでしょう。
Amazon.co.jp ノートPC用メモリ PC4-19200(DDR4-2400)16GBx1枚 260pin D4N2400CM-16G2. iMacの電源を切り、寝かせる
それでは早速、メモリ増設のための作業を始めましょう。 iMacのパーツを入れ替えるわけですから、まずはiMacの電源を完全に切る必要があります。 スリープではダメです、絶対。
3. メモリソケットのカバーを外す
iMacのスタンド根本付近に設けられている電源ケーブル差し込み口には、ソケットカバーを外すためのスイッチが用意されているので、このスイッチを奥まで押し込みましょう。このスイッチは硬く、深く押し込まないといけないため、細長く硬い棒状のものが必要になります。スイッチを傷付けたくない人は、綿棒のように先端が柔らかいものを使うと良いでしょう。
4. ソケットのロック機構を外す
ロック機構を解除するには、灰色のツマミが用意された2本のバーを左右に広げるようにして手前に引きます。
5. メモリを挿し込む
Amazon.co.jp ノートPC用メモリ PC4-19200(DDR4-2400)16GBx1枚 260pin D4N2400CM-16G今回用意したメモリは“Crucial”社製の1枚 16GB のメモリ『D4N2400CM-16G』を4枚。最初から搭載されていた 8GB のメモリを取り出し、これら4枚のメモリを取り付けるため、合計 64GB のメモリをiMacへ搭載させることになります(取り外す作業は省略)。
メモリは上の写真のように、ピン(メモリ下部の金色の部分)が短い方向を左にし、そのまま挿し込みます。この際、決して金色の部分は触れてはいけません。 触れると死にます(メモリが)。
メモリはある程度挿し込んだあと、グッと力を入れて更に奥まで挿し込む必要があります。 この際に比較的強く力を加える必要がありますが、メモリの向きが本来と異なる場合はそれ以上力を加えても差し込めず、また無理に力を加えすぎると故障する可能性があります。向きだけは入念に確認しておきましょう。
iMacはデュアルチャネルに対応しているため、2枚のメモリしか挿さないときは、1ソケット飛ばしで挿す必要があります。上の写真は、一番手前と手前から3番目の部分にメモリを挿しています。
今回は 16GB のメモリを4枚挿すので、ここからさらに2枚のメモリを挿し込みます。
これで 64GB のメモリ増設が完了です!!
6. ソケットをロックし、カバーを閉じる
メモリの差し込みが終わったら、あとは逆の手順を踏むだけです。 ソケットをロックする必要があるため、ロック機構のバーを下に押しながら、降ろしていきます。
最後にソケットカバーを閉じます。カバーをかぶせたら、カバー上部から下部にかけて力を入れて押し込んでいくのがコツです。
その後電源を入れ、増設したメモリが認識されているかを確認します。 メニューバーのりんごマークから このMacについて を押し、表示されたウインドウ下部にある より詳しい情報. を押します。その後のウインドウ上部にある メモリ タブから、増設したメモリ容量を含めての総メモリ容量が正常に反映されているかを確認します。
64GB のメモリを搭載すると、とてつもなく心が豊かになる
というわけで、先日買った『iMac 2017』のメモリを無事 8GB から 64GB へ増設することに成功しました。今まで僕が使ってきたMacの中で最も多いメモリ容量が 16GB だったので、 64GB のメモリ容量は本当に未知の領域。
そもそもなぜ大容量のメモリを増設したのかというと、今までメインマシンとして使っていた 16GB のメモリを搭載する『MacBook Pro late 2013』ではメモリ容量不足に悩まされることが多かったからです。 デザインからWeb開発、iOSアプリケーションの開発まで行おうとすると、 16GB というメモリ容量ではギリギリ足りず…。正直なところ 24GB 程度のメモリ容量さえあれば十分でしたが「せっかく数年使えるマシンを買ったのだから、メモリ容量もオーバースペックなものにしよう」と思い、搭載可能な最大容量である 64GB へと増設することに決めました。
『Photoshop』のメモリ容量割り当てに関する環境設定。写真家やデザイナーがよく使う写真編集アプリ『Photoshop』の設定は、標準で搭載されているメモリ容量の 70% を『Photoshop』に割り当てるようになっています。 64GB ものメモリを搭載した『iMac』においては、なんと 約42GB もの容量が『Photoshop』に割り当てられる設定となります。 そして 42GB もの容量をフルに割り当てたとしても、 20GB もの容量がまだ余ることになります。
4.2GB かと思ったら 42GB なのか…!
通知センター上にCPU使用率やメモリ空き容量を表示できる『iStat mini』。メモリ容量を大量に消費するアプリ…『Photoshop』や『Sketch』などといったグラフィックデザイン用ツール、『Sublime Text』や『Xcode』などの開発者向けエディタ、『Google Chrome』や『Firefox』・『iOS Simulator』などの動作確認用シミュレーターなどを同時起動しても、メモリ消費量は半分ちょっと。
これだけメモリの空き容量に余裕があると、何かの作業中に「メモリの容量が足りないいいい」と発狂することなどありません。ほんわかした状態で作業に集中することができるため、心に余裕ができるわけです。
この記事で紹介したモノ以上、 64GB ものメモリを増設したお話でした〜!
まあコンピュータの世界におけるパーツの性能なんてピンキリですから、メモリ容量 64GB と言っても、普段からそれ以上のメモリを搭載したコンピュータを持っている人にとっては鼻で笑われる話でしょう(汗) 特に動画編集を仕事でしている人は、それ以上のメモリを搭載したコンピュータを使っているでしょうね〜。
しかし、21.5インチのiMacの場合は、どの年代のモデルでも増設できないのが残念ですよね。 一度 8GB というメモリ容量で買ってしまったら、もう二度とメモリ容量を変更することができないなんて…。
実は2017年モデルのiMacであれば、21.5インチであっても増設が可能になっているんです! 21.5インチの場合は自分で増設することはできませんが、Apple Storeなどの正規サービスプロバイダに持ち込むことで、増設してもらえるみたいですよ! また、2017年より前のモデルであっても、一部モデルであれば対応してもらえるのだとか。
ところで…。 64GB もの大容量のメモリを搭載したiMacをアポー先輩は手に入れたわけですから…。
記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。 この記事をシェアする- 『iMac late 2012』でスマートにSDカードを挿すコツ&SDカードを認識しない場合の対処法
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64GBなんてホントに未知の領域ですね・・・ そのうちこのレベルがスタンダードになっていくのでしょうが しかしこれだけRAM容量があれば頭のなかで気にする項目が一つ減るようなものですから効率も上がるってもんでしょうね
2017年08月16日 21:5710年前のデスクトップパソコンはメモリ 2GB が主流、 8GB だと大容量…という時代でしたからね〜。過去を振り返ればキリがないですが、10年後には 64GB が主流になる時代も来そうですよね。 メモリの価格低下には、OSやアプリの進化によるメモリの使用量増加はつきものなので、いつの時代も大容量メモリの需要はなくなることはないのでしょう。
2017年08月15日 20:11メモリの増設方法有り難うございます! 私は既に増設してしまったのですが、偶然アポーさんと同じメモリを購入しました。16Gの2枚セットを購入して差してみましたが、こちらも問題なく動いてます。 今まで12Gでなんとか仮想OSを動かしていましたが、40Gになったら超快適です!本当に「メモリの余裕は、心の余裕」ですね。そのうちフトコロに余裕ができたら64Gにしてみようと思います。 ところで、12.5インチでも2009年のiMacはちゃんとメモリ増設できたんですよね。最近の12.5インチは増設不可になっていたとは…知りませんでした。ディスプレイ部分が薄くなったせいでしょうか。 大昔のMacintosh SEなんかは、小さくても自分で内蔵HDDの交換まで可能だったのですが…(遠い目)
2017年08月15日 20:31 2017年08月16日 22:01 2017年08月15日 20:34更新お疲れ様です! 今"iMac"とGoogleで調べたら、(広告抜きで)5.6番目がMoxbitの記事になってました!! これからも楽しみにしてます!
2017年08月16日 22:03こんにちは! おお、そんな上に表示されるようになりましたかー。Googleの検索結果は旬なネタほど上に表示されやすいので、時間が経つほど順位も下がっていくという問題もありますが…。 2018年モデルのiMacが登場すれば、2018年モデルのレビュー記事の影に隠れてしまう運命が見えます…(汗)
2017年08月15日 21:28 2017年08月16日 22:05 2017年08月15日 21:5064GBって、自分が使っているiPhoneの容量と一緒とは…。OSが違うので単純計算はできませんが、「スマホの容量=パソコンのメモリ」に気付き、( ゚д゚)って感じになりました。 自分は、家族共用PC(4GB)→自分専用Mac(16GB)へのメモリ容量増加で満足しています。PCのメモリは昔は4GBで十分だったのに、今では全然足りないです。OSは変えていないので、PC本体の劣化ですかねぇ。Macはメモリをバカ食いすると聞いていたので16GBしたのですが、実際には半分ぐらいでした。果たして、メモリが足りないと言う時はあるのでしょうか…。 iMac ProかMac Proかは分かりませんが、ジャガアポーさんが次にMacを買い換える時は128GBに挑戦するのでしょうねー。
2017年08月16日 12:45「iMac Pro」も「Mac Pro」も現時点では搭載可能なメモリの最大容量は64GBなので、128GBまで増設することは不可能です。さらに「iMac Pro」はメモリ増設すらもできないようです。時期「Mac Pro」ではどうなることやら.
2017年08月16日 15:17すみません。言葉足らずでした. 。 Mac Proは、次世代のことです。 確かに、現在販売されているMac Proは64GBが上限ですね。 iMac Proは、公式サイトにおいて128GBに対応と書かれています。
2017年08月16日 22:07iPhoneに入っていたデータのほとんどがメモリ上におさまると考えると…我ながらすごい容量ですよね…(汗) 記事にも書いてある通り、正直 24GB でも十分だと思っていた上で、あえてオーバースペックな 64GB もの容量を搭載させたため、しばらくはこれ以上容量を増やす必要はなさそうです…。 もっとも、メモリにそんなお金をかけたくないという…。
2017年08月17日 14:29 2017年08月17日 23:47 2017年08月20日 16:08細かい話なんですけど、 1.準備するもの の OiMac本体 で「2012年以降のiMacであれば、本記事とまったく同じ手順で増設することが可能」とオレンジ色で書いているのは、「27インチの場合は」という付け足しがあったほうが良いような気が…。 さすがにそこだけ読んじゃうような人はいないと思うんですけどね。
2017年08月30日 11:21 2017年08月24日 09:00 2017年08月30日 11:21 2017年09月11日 21:27 2017年09月30日 11:20PCに詳しくなくて、よくわかっていないのですが 教えてください!! 2017年のiMac27型をゲットしたので メモリを増設して、Photoshopもインストールしようと思っているのですが、せっかく64GBにするのに 70%も割り当てられてしまったら、残り20GBあるとしても、複雑です。。 Photoshopは作業しやすいと思いますが 他にもillustratorやInDesigh等々インストールしたいので… 全て作業しやすくなるのでしょうか? 教えてくださいー!!
2017年09月30日 11:21PCに詳しくなくて、よくわかっていないのですが 教えてください!! 2017年のiMac27型をゲットしたので メモリを増設して、Photoshopもインストールしようと思っているのですが、せっかく64GBにするのに 70%も割り当てられてしまったら、残り20GBあるとしても、複雑です。。 他にもillustratorやInDesigh等々インストールしたいので… 全て作業しやすくなるのでしょうか? 教えてくださいー!!
2018年04月09日 06:53 2018年07月08日 13:29あの、、 iMac2017よりMacPro2012の方がメモリ128GB搭載できます。 なお、条件としてmacOSSierra以上のもの、2010年モデル以降で第二世代ではないやつです。
2018年11月04日 20:12 カテゴリ“Mac”のオススメ記事- © 2008-2017 Moxbit.All rights reserved.
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