. Kyoto Love. Kyoto 伝えたい京都、知りたい京都。
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一休さんがお正月に伝えかったこと

ある年のお正月に一休宗純は「門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」という句を詠みました。この句の意味するところは「新しい年を迎えるということは、死に一歩近づくということ。正月の何がめでたいものか」というものです。昔は年齢を数え年でカウントしたため、年が明けると皆が1つずつ年をとることになります。つまり全員が「死」に一歩近づく正月がめでたいはずがない。門松はいわばあの世へのチェックポイントのようなものだ、というわけです。新年早々、そんな不吉な話をしながら京の町を練り歩く一休さん。しかもドクロをかざしながらですよ。イヤガラセ以外のなにものでもないですね。おかげで正月モードの華やかな雰囲気は、見事に真っ黒けに塗りつぶされてしまいました。一説には、この不気味な行脚のせいで、京都の人々は三が日の間は外に出ないようになったとか。

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この記事を書いたライター

吉川 哲史 八坂神社中御座 三若神輿会 幹事

日本語検定一級、漢検(日本漢字能力検定)準一級を 取得した目的は、難解な都市・京都を わかりやすく伝えるためだとか。

地元広告代理店での勤務経験を活かし、 JR東海ツアーの観光ガイドや同志社大学イベント講座、 企業向けの広告講座や「ひみつの京都案内」 などのゲスト講師に招かれることも。

得意ジャンルは歴史(特に戦国時代)と西陣エリア。 自称・元敏腕宅配ドライバーとして、 上京区の大路小路を知り尽くす。 夏になると祇園祭に想いを馳せるとともに、 祭の深奥さに迷宮をさまようのが恒例。

著書 「西陣がわかれば日本がわかる」 「戦国時代がわかれば京都がわかる」

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