中国、過去最高解像度の「月の裏側」写真を公開
嫦娥4号は、2019年初頭に月のフォン・カルマン・クレーター(Von Kármán crater)に着陸し、人類史上初の月の裏側への宇宙船着陸で歴史を作った。同探査機は天文学的データおよび地質データを収集し、月面での植物栽培も試みた。最近では、探査車の玉兔2号が小さいクレーターの中にこぢんまりと存在する謎の「ゲル状」の物質を発見したが、その物質の正体やどうしてそこに存在するようになったのかは、いまだ不明だ。
写真:CNSA / ダグ・エリソンこの数日間、何人かの科学者や宇宙画像の専門家が、自身のスキルを駆使して、これらの新たな写真の処理と色付けをしていた。それらの多くの画像はネットに投稿されており、月の裏側のクレーターや月の表土の詳細な姿を示している。ウェスタンオンタリオ大学の惑星科学・探査センター(Center for Planetary Science and Exploration)で地図を製作しているフィリップ・ストゥーク准教授は、今回発表された新たな画像を用いて、同准教授が製作していた玉兔2号の現在進行中の旅を示す地図を改良している。
写真:CNSA / ダグ・エリソン- 234
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ニール・V・パテル [Neel V. Patel] 米国版 宇宙担当記者 MITテクノロジーレビューの宇宙担当記者。地球外で起こっているすべてのことを扱うニュースレター「ジ・エアロック(The Airlock)」の執筆も担当している。MITテクノロジーレビュー入社前は、フリーランスの科学技術ジャーナリストとして、ポピュラー・サイエンス(Popular Science)、デイリー・ビースト(The Daily Beast)、スレート(Slate)、ワイアード(Wired)、ヴァージ(the Verge)などに寄稿。独立前は、インバース(Inverse)の准編集者として、宇宙報道の強化をリードした。
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