国宝-工芸|梵鐘[神護寺/京都]
平安京の造営に尽力した和気清麻呂(わけのきよまろ)によって奈良時代末期に創建された「高尾山寺」と、同じく清麻呂が河内地方に建てた「神願寺」と合併して「神護寺」となる。 唐への留学から戻った空海は、十数年ほど神護寺に住し、最澄らへ灌頂(密教の儀式)を行うなど、平安初期の仏教の中心地となる。 平安後期には一時衰退するが、鎌倉時代に文覚上人によって再興され、現在は高野山真言宗の「遺跡本山(ゆいせきほんざん)」とされる。
国宝『梵鐘』
貞観17年(875年)の銘が入る梵鐘で、日本三名鐘の1つに数えられ、特に「銘の神護寺」といわれる。 この梵鐘は、橘広相が詞書を書き、菅原是善(道真の父)が銘を選び、藤原敏行が揮毫と、当時一流の3名の合作で「三絶の鐘」とも呼ばれる。 現在の鐘楼は、応仁の乱で焼失した後に再建されたもの。
神護寺の鐘楼 中の梵鐘が国宝 神護寺の鐘楼 中の梵鐘が国宝
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文化財指定データ
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