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<監修医師 まっちゃん>
脱腸と呼ばれる鼠径ヘルニアは男性に多く発症する病気です。
今回は 脱腸の種類、原因、手術方法、予防法 まで詳しく解説いたします。
- 1 脱腸とは
- 2 はみ出している部分で違う3つの種類
- 3 ストレスも関係している脱腸の13の原因
- 4 成人男性に多い脱腸。引き起こしやすい9つのタイプ
- 5 脱腸は保存療養より手術での治療が有効的
- 6 再発は避けたい脱腸の予防法7選
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脱腸とは、ヘルニアとも呼ばれている病気です。
また大人が脱腸になる原因として、体の組織の衰えが引き起こす場合もあります。
鼠径は脚の付け根の部分のことで、鼠経ヘルニアとは身体の組織が正しい位置ではない場所、特に鼠径部に飛び出す病気のことをいいます。
脱腸・鼠径ヘルニアは、通常お腹の中にある腹膜や腸の一部が鼠径部の筋膜の間から皮膚の下に出てきてしまう病気です。
脱腸をそのまま放置することにより、嵌頓状態という、飛び出てしまった脱腸が戻らなくなってしまう状態を引き起こします。
はみ出している部分で違う3つの種類次に ヘルニアがはみ出している場所により、脱腸の種類や状態が違う ことにについて解説いたします。
外鼠径ヘルニア脱腸の多くが腹壁外側に出てくる、外鼠径ヘルニアといわれるものです。幼児と成人に多く見られる脱腸で、右側に発症する場合が多いです。
内鼠径ヘルニア鼠径部後方の腹壁を腸が突き破ることで、ヘルニアを引き起こします。 中年以降の男性に多く見られ、加齢に伴う筋力低下や腹壁組織のゆるみが主な原因です。
大腿ヘルニア大腿ヘルニアは、女性に多く、出産後の女性や中高年以降の女性に発症します。
嵌頓状態嵌頓状態とは、 飛び出した脱腸の部分が元に戻らなくなった状態 のことをいいます。
特に大腿ヘルニアはこの嵌頓状態になりやすい傾向がありますので、注意が必要です。
ストレスも関係している脱腸の13の原因続いて 脱腸の原因について 解説いたします。加齢による原因から、ストレスまで幅広い原因によって脱腸は起こります。
先天性幼児の脱腸の多くは、生まれつきの先天性の脱腸によるものが多いです。特に外鼠径ヘルニアが多く、男の子に多く見られます。
加齢加齢による脱腸も多く見られます。
運動・仕事脱腸を引き起こす原因としては、運動や仕事にも関係があります。運動をする時に力みすぎてしまったり、腹圧のかかる運動をした場合に脱腸を起こします。
妊娠・出産妊娠中のお腹への圧迫が原因となりますし、出産時には強く力むことで腹圧がかかりまることから、出産後の女性にも多く見られます。
合併症また合併症により、脱腸を引き起こす場合もあります。特に多い病気として、ヘルペスウイルスによるものです。
心因性が原因脱腸の原因として、疲労・ストレス・環境の変化や体重増減によって起きる場合があります。特に人間関係や環境の変化に伴うストレスからの影響が大きく関係しています。
咳き込み喘息や肺疾患、咳の症状がひどい場合には、咳き込む時にお腹に腹圧がかかり、脱腸を引き起こす場合もあります。
便秘便秘症の人も脱腸を起こしやすいので注意が必要です。便秘により腹部が圧迫されたり、排便時にも圧迫がされることで発症します。
成人男性に多い脱腸。引き起こしやすい9つのタイプ続いて 脱腸を引き起こしやすいタイプについて 解説いたします。加齢による筋力低下、仕事上の原因など様々な原因がありますので、見ていきましょう。
40代男性脱腸は、40代以降の男性に多く起こります。
そのため、 筋力が衰えてきたなと自覚したら、できるだけ荷物を持つ際には気を付けることが必要 です。
男性腸などが出てくる鼠径管の大きさが女性よりも男性は大きい為、脱腸を起こしやすいです。女性の場合は多くの方が出産によるいきみが原因の場合が多いです。
職業脱腸と職業にも関係があり、腹圧のかかる仕事、立ち仕事などで脱腸を起こしやすくなります。腹圧のかかる仕事とは、重いものを持ちあげる力仕事や製造業などの仕事です。
便秘症・肥満 前立腺肥大前立腺肥大症や排尿障害のある方、腹部の手術の経験のある方は脱腸を起こしやすくなります。
これらの方は 前立腺が腹部を圧迫したり、腹部の手術のために健康な方よりも腹壁が弱くなっていますので、注意が必要 です。
生活習慣の乱れ運動不足や食生活の乱れ、ストレスを溜め込んだり、生活リズムが乱れていることからも脱腸を起こしやすくなります。
また運動不足により、筋肉や筋力低下を招きますので、適度な運動も取り入れましょう。
咳喘息や肺疾患、風邪の咳き込みにより、腹圧が絶えず生じることにより、脱腸を起こしやすくなります。咳をすることで腹部の筋肉に負担がかかり、脱腸になりやすいのです。
妊婦妊娠している時、腹部が圧迫されること、また出産時に非常に強く力むことから脱腸を起こしやすくなります。 妊娠中、出産時、出産後に腹圧が高くなりますので、注意が必要 です。
さらに女性の場合には、大腿ヘルニアになるケースが多く見られます。大腿ヘルニアの場合は嵌頓状態を引き起こす危険性もありますので、しっかりと病院で受診してください。
脱腸は保存療養より手術での治療が有効的脱腸、鼠径ヘルニアの治療方法は、根本的に治す為には手術しかありません。
脱腸はそのまま放置しておくと、嵌頓状態を引き起こす危険性もある病気ですので、早めに治療を行いましょう。 どんな手術方法があるのか 、解説いたします。
バッシーニ法昔から行われているバッシーニ法という手術方法は、 飛び出している部分を切り、周りの筋肉などでふたをして出てこないようにするという方法 です。
メッシュ・プラグ法メッシュ・プラグ法は、現在最も多く行われている手術方法です。
リヒテンシュタイン法リヒテンシュタイン法は 大腿ヘルニアの手術に向いている方法で、シート状のメッシュで鼠径管の後管を覆い、ヘルニア門を閉鎖 します。
クーゲル法、ダイレクトクーゲル法クーゲル法、ダイレクトクーゲル法は ポリプロピレン製のメッシュで、筋肉や筋膜の弱った部分を補強して、腸などが出てくるのを防ぐ手術方法 です。
再発は避けたい脱腸の予防法7選その為、腹圧がかかる動作は避けるようにしましょう。最後に 日常生活の中でできる、脱腸の予防法について 解説いたします。
肥満肥満により、腹圧がかかっていると脱腸を起こしやすくなります。適度に運動をすることで、肥満を解消できるようにしましょう。
喫煙喫煙により脱腸を引き起こしやすくなる報告がされています。 喫煙により、有害物質が体内に入ることに加え、たんぱく質分解酵素活性異常が起こります。
運動筋肉や筋力低下、腹膜などの身体の組織が弱くなっていることから、適度な運動が必要です。ただし、腹部にあまり腹圧をかけすぎると脱腸を起こしやすくなってしまいます。
運動不足を解消することは重要ですが、筋トレなどでは激しい運動は避けましょう。ウォーキングやストレッチなどを毎日続けることが効果的です。
咳き込まない喘息や肺疾患、風邪などで咳き込むことで、脱腸を引き起こします。喘息や肺疾患などの持病をお持ちの方は悪化させないようにきちんと治療を受けてください。
腹圧腹圧のかかる動作は脱腸を引き起こしやすくなります。 仕事で腹圧のかかる動作のある力仕事や製造業の場合は注意が必要 です。
仕事上どうしても重い物を持つ時には、息を吐きながらゆっくりと行うようにしましょう。大きく呼吸をしながら行うことで、急激に腹圧がかかることを防げます。
生活習慣生活習慣の乱れ、食生活の乱れなども脱腸を引き起こしやすくなります。普段からバランスの良い食生活、規則正しい日常生活、適度な運動、ストレス解消などを心掛けましょう。
トイレ便秘により、トイレで力むことで腹圧がかかり、脱腸を引き起こしやすくなります。食生活の改善などにより便秘を改善することが大切です。
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