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〈座談会 創立90周年を勝ち開く!〉38 一人が10人の本当の友人をつくろう! 「自他共の幸福」へ仏縁を拡大 2019年5月13日

原田 日蓮大聖人は「 始 ( はじめ ) より 終 ( おわ ) りまで 弥 ( いよいよ ) 信心をいたすべし」(御書1440ページ)、また「いよいよ 強 ( ごう ) 盛 ( じょう ) の信力をいたし 給 ( たま ) へ」(同1143ページ)等、 壁 ( かべ ) にぶつかればぶつかるほど、信心の 炎 ( ほのお ) を燃やし、 挑 ( ちょう ) 戦 ( せん ) し続けることの大切さを教えてくださっています。今再びの決意で戦い 抜 ( ぬ ) き、新しい勝利の道を切り開いていきましょう。

仏法は 中 ( ちゅう ) 道 ( どう ) の思想

竹岡 「大白蓮華」5月号の「世界を照らす太陽の仏法」で池田先生は学会が歩む、仏法においての「 中 ( ちゅう ) 道 ( どう ) 」の意義について、講義されています。

長谷川 「 中 ( ちゅう ) 道 ( どう ) 」というのは「本来は、『 道 ( みち ) に 中 ( あた ) る』という意義であり、『正義や道理に 適 ( かな ) う』ものです。生命の全体観に立った生き方ともいえます」と、先生は強調されています。

大串 一 ( いっ ) 般 ( ぱん ) 的 ( てき ) に、 中 ( ちゅう ) 道 ( どう ) というと“足して2で 割 ( わ ) った真ん中”や、中間主義や 折 ( せっ ) 衷 ( ちゅう ) 主義であると言う人もいますが、全く 違 ( ちが ) いますね。

竹岡 社会には、物質主義と精神主義、自国民と外国人、多数者と少数者など、さまざまな二分法が 存 ( そん ) 在 ( ざい ) します。それらの一方に 偏 ( かたよ ) ってしまうと、他方を 切 ( き ) り 捨 ( す ) てることになるなど、対立が生じかねません。

原田 そうした点について先生は、「 中 ( ちゅう ) 道 ( どう ) 」とは「どちらか一方を 切 ( き ) り 捨 ( す ) て、 犠 ( ぎ ) 牲 ( せい ) にする発想は持ちえません。なぜならば、いずれの一方にも、そこに『人間』がいるからです。真の仏法は円教です。一切を生かして新たな価値を 創 ( そう ) 造 ( ぞう ) する生き方が、『 中 ( ちゅう ) 道 ( どう ) の大道』なのです」と述べています。

大串 今から半世紀も前に、「 中 ( ちゅう ) 道 ( どう ) 」という点に着目されていたのが歴史家のトインビー博士ですね。先生と博士の語らいは、対談集『二十一世紀への対話』として結実しています。

永石 池田先生との2年越しの対話の最後に、博士は「 中 ( ちゅう ) 道 ( どう ) こそ、今後、あなたが進むべき道なのです」「私は、対話こそが、世界の諸文明、諸民族、諸宗教の 融 ( ゆう ) 和 ( わ ) に、極めて大きな 役 ( やく ) 割 ( わり ) を果たすものと思います。人類全体を結束させていくために、 若 ( わか ) いあなたは、このような対話を、さらに広げていってください」と述べられました。

原田 トインビー博士の期待通り、池田先生は、その後、アメリカ、中国、旧ソ連を相次ぎ 訪 ( ほう ) 問 ( もん ) するなど、イデオロギーや国家体制の 違 ( ちが ) いを 超 ( こ ) え、人間主義の対話で世界中に友好の橋を 架 ( か ) けていきました。

長谷川 当時は、東西冷戦の真っただ中です。どれほど勇気と先見性ある行動であったか。先生はその後も、世界各国の指導者と対話を重ね、 民 ( みん ) 衆 ( しゅう ) の心と心を結ぶ文化交流、教育交流も広げてこられました。その 偉 ( い ) 大 ( だい ) な業績に、世界中の心ある識者から共感と 称 ( しょう ) 賛 ( さん ) が寄せられていることは、よく知られている通りです。先生の行動は、仏法 中 ( ちゅう ) 道 ( どう ) の 智 ( ち ) 慧 ( え ) の 普 ( ふ ) 遍 ( へん ) 性 ( せい ) を証明してきたのです。

竹岡 今、世界中で格差の拡大や対立の 深 ( しん ) 刻 ( こく ) 化 ( か ) で人々の分断が進んでいます。そうした中、共生社会、平和社会を建設するため、 中 ( ちゅう ) 道 ( どう ) の思想、生き方が、ますます重要性を増していくのではないでしょうか。

原田 先生が広げてこられた、平和への大道をさらに広げていくことこそ私たちの使命です。わが地域の広宣流布が 即 ( そく ) 「世界広布」「世界平和」に直結するという確信で、 皆 ( みな ) が仲良く 朗 ( ほが ) らかに「自他共の幸福」を開く対話に、堂々と 胸 ( むね ) 張 ( は ) り 挑 ( ちょう ) 戦 ( せん ) していきたい。

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