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1):予算500円で作る手動ポータブル赤道儀 - sunsun fineな日々

そうだ,赤道儀作ろう!(その1):予算500円で作る手動ポータブル赤道儀

ところでねじのピッチはjis規格で決まっています。例えば直径6 mmのネジのピッチは1.0 mm,5 mmφのネジのピッチは0.8 mmです。ですから駆動ねじとして直径6 mmのネジを使った場合は,aの長さを 1.0/0.00436 = 229 mm にすれば,駆動ネジを1分間に1回転させることで星の追尾ができることになります。直径5 mmのネジを使うなら,aの長さを 0.8/0.00436 = 183 mm にすればよいということですね。

赤道儀を具体的に設計します

ここでは駆動ネジとして5 mmφ (ピッチ0.8 mm) のネジを使いました。この場合極軸と駆動ネジの距離が183 mmとなりますから,赤道儀全体の長さも25 cm 程度に収まります。これだけコンパクトなら,山に担ぎ上げて星を撮るのも楽ですね。

大雑把な設計図を上に示します。赤道儀は,部材A, B1, およびB2の三枚の板からできています。サイドを斜めにカットしてあるところや上部を丸くしてあるのは趣味の問題なので,手間をかけずに作るなら長方形の板2枚を組み合わせるような形状でも問題ありません。

必要な材料と道具 材料

木部には 1 x 4(ワンバイフォー:厚さ19 mm, 幅90 mmの規格です)のSPF材を使います。長さは60 cmあれば十分です。多分これが一番安い木材ですが,手元にベニヤ板などがあれば,それを使ってもいいでしょう。

  • 極軸となる6 mmφボルト(長さ50 mm)とナット各1,ワッシャーx2
  • 駆動ネジとなる5 mmφボルト(長さ50 mm)とナット各1,袋ナットx1,ワッシャーx2
  • 駆動ネジを受ける鬼目ナット(内径5 mm)x1
  • 木ネジ数本
  • 1/4インチボルト(長さ25 mmくらい)x1
  • アルミ板(3 mm厚)50 mm x 50 mm 程度1枚
  • L字型金具 x1
  • 太さが2〜3 cmで長さが12 cmくらいの塩ビチューブ x1。
工具 それでは作りましょう–––部材の加工

僕が使った鬼目ナット(5 mmφボルト用)の場合,これをねじ込むための穴の直径は7.7ー8 mmと指定されていたので,それに合わせて板B2に 8 mmφの穴を開けました。そして木工用ボンドと木ネジで,B2を板B1に取り付けます。

組み立て 使い方 作例 奥秩父の稜線で見た夏の大三角と天の川

18 mm, F3.5, iso 1600, 露光時間6分

ケフェウス座付近

18 mm, F3.5, iso 1600, 露光時間5分 奥秩父にて

わし座 @奥秩父の稜線にて

24 mm, iso 1600, F4, 露光時間270秒,ソフトフィルター使用

プレアデス星団(すばる)とラブジョイ彗星

103 mm, F5, iso 3200, 露光時間2分30秒

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