441)2段検定のポイント
「前引き」とは、どの様な動作の事だろうか・・・・前足で引っ張る事だが、もう少し詳しく言えば、重心が乗って居る足を蹴り伸ばすより先に、重心が乗って居ない足(前足)を曲げて、移動のきっかけを作り、そのまま引っ張って移動する事。弓歩になる時が「前引き」、后坐になる時は「後ろ引き」とも言うが、これも「前引き」と同じ。弓歩も后坐も伸ばして移動するのが基本だ。引っ張って移動してはいけない。引っ張ると「膝つぶれ」にも繋がる恐れがある。
次に、重要なのが、 身法(「身体の向き」と「立身中正」) だろう。
野馬分鬃・摟膝拗歩・穿梭の「上歩」が、斜めに向いたまま、出来ているか。
手揮琵琶・倒巻肱の「定式」が、斜めに向いたまま、出来ているか。
身体の重心軸が、両足の間にあり、体軸が傾いてなくて、安定感があるか。
その次が、 手法・眼法 。これらは、リラックスして、堂々とやれば、問題ないと思う。
放鬆のレベルは、まず手法に現れる。肩が上がる、肩に力が入るレベルは初段で卒業し、2段では、肘が突っ張ったり、伸び過ぎたりしないレベルになって居たいものだ。
その他には、 弓歩の時 は、前足と後ろ足が重ならない様に横幅を取る。 蹬脚の時 は、手と足と目線の一致に注意する。