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道(1954)

イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの代表作のひとつで、旅回りの芸人たちの悲哀を描き、第29回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した古典的名作。貧しい家庭に生まれ育った知的障害の女性ジェルソミーナは力自慢の大道芸人ザンパノに買われ、彼の助手として旅回りに出る。粗暴で女好きなザンパノに嫌気が差したジェルソミーナは彼のもとから逃げ出すが、捕まって連れ戻されてしまう。そんなある日、2人はサーカス団と合流することになり、ジェルソミーナは綱渡りの陽気な青年と親しくなる。青年の言葉に励まされ、ザンパノのもとで生きていくことを決意するジェルソミーナだったが……。「アラビアのロレンス」のアンソニー・クインがザンパノ、フェリーニ監督の公私にわたるパートナーであるジュリエッタ・マシーナがジェルソミーナを演じた。1954年製作で日本では57年に劇場初公開。2020年、フェリーニ生誕100年を記念した「生誕100年フェデリコ・フェリーニ映画祭」(2020年7月31日~8月20日=東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか)でも上映。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第29回 アカデミー賞(1957年) 受賞 ノミネート 第15回 ベネチア国際映画祭(1954年) 受賞

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※ここは「新作映画評論」のページですが、新型コロナウイルスの影響で新作映画の公開が激減してしまったため、「映画.com ALLTIME BEST」に選ばれた作品の映画評論を掲載しております。************イタリア映画は、どちらかというと苦手な部.

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映画レビュー

5.0 この作品の神髄はニーノ・ロータの楽曲にあり?。 2026年2月21日 ネタバレ! クリックして本文を読む

2026年冬季、イタリアのミラノ・コルティナで開催されたオリンピックに於いて日本の若き女子スケーター、中井亜美が開催地に敬意を示しこのフェリーニの🎦道よりニーノ・ロータ作曲の『道(La Strada)』を、衣装に主人公ジェルソミーナの道化衣装を選び演じている。「ジェルソミーナ」の意味はイタリア語で花の「ジャスミン(Gelsomino)」の女性形、傷つきながらも他者を愛する、純真無垢な心を持つキャラクターの代名詞となっていると言う。このフィギアのタイトル曲に選ばれたのは実は今回が初ではない。ある友人が教えてくれたのだが「道(La Strada)」は、2010年のバンクーバー五輪で高橋大輔選手が日本人男性初の金メダルに輝いた時の曲なのだそうだ。その際、高橋選手は道化師のようなコミカルな振付と共に、🎥道 の主役ザンパノの苦悩を表現したと言う。早速同時に紹介して貰った演技をYouTubeで確認してみたっがどうもぴんと来ない。そもそもこの🎦道をザンパノの視点で見た事が無かった・・かなり衝撃的な気づきである。最初に見た頃が早すぎた上に、この映画の紹介文がジェルソミーナにフォーカスされていた。それに引きずられてここまで来てしまったのだ。イル・マットの死と自己を映す鏡であり、自己を導く道しるべを自らを支配する男によって殺されたジェルソミーナは心神喪失になり、ザンパノに捨てられ流浪の果て客死したジェルソミーナの魂こそが実はニーノ・ロータ作曲のその楽曲であり、その楽曲こそが実はこの物語の主人公、即ち魂そのものではなかったのか?その魂を失い、歌と化したジェルソミーナを思えど時すでに遅く、ザンパノの老いが心身を蝕んで行くのである。この人生の「道」、または旅芸人としての人生そのものの通過するであろう実際の「道」そして魂の救済としての「道」がこの作品にこめらたタイトルの意味となる。「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。」そのすべてを包み込むニーノ・ロータの楽曲こそがこの作品の核心そのものと言えるのではないだろうか?中井亜美選手のジェルソミーナの演技に始まり、高橋大輔選手の演技まで遡ることで、主人公ジェルソミーナありきの評価から大きくこの作品への感想印象を変える事となった。この作品は友人が指摘したようにザンパノと言う人間の本質を象徴した登場人物に、天使や道化をぶつける事であぶり出す「人間とは何か」と言う深いテーマにニーノ・ロータの楽曲が包み込むように提示された作品であるが故の名作であったのだ。傑作と言われる作品は誠に深いのである・・・・・。

共感した! (0件) 5.0 フェリーニで一番わかりやすい作品 2025年12月13日 共感した! (3件) 3.0 道に落ちている小さな石 スマートフォンから投稿 共感した! (0件) 5.0 一生の起承転結 2025年7月13日 コメントする (2件) 共感した! (5件)
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