Pioneer DV-S747A
1.CDの再生 シーラスロジックのDACの力でしょうか、解像度が高くキレやスピード感があります。低音はやや不足気味ですが全体的には少しメリハリをつけた方向の音です。とはいっても今風のサウンドなので好き嫌いはでるかもしれません。 DVDのアクション映画の銃撃や爆発音などの再生まで考慮してしまうと、音楽とはだいぶ方向性の違う音のため、たぶんここまではまとめられなかったと思います。そう考えると5.1chのアナログ出力も付いているもののDV-S747Aのオーディオ回路は音楽向けで、映画の音はデジタルでAVアンプにつないで、そちらで再生してくださいという感じかもしれません。
(フロントパネル・リモコン) フロントパネルはいたってシンプル。ディスプレィもDVD再生時はスピーカーマークなどが表示され、賑やかになりますが、CD再生時は「CD」の文字とトラックNo、時間ぐらいしか表示されません。操作ボタンも最小限のものしか無く、DVDプレイヤーと同じく設定はテレビ画面を見ながらリモコンで行います。
また普及しませんでしたが「DTS CD」にも対応しており、AVアンプが無くとも再生が可能です。設定のデフォルトではDTS CD対応となっているため、「CDデジタルダイレクト」をONにしてCD再生に不要な回路をバイパスできます。他にはデジタル出力やディスプレィのOFFも可能です。
レガートリンクプロ、デジタル出力、ディスプレィOFFのインジケーター DVDオーディオ(5.1ch)の再生画面 レガートリンクプロ の設定画面 リモコン(シャーシ・内部について) 1980年代のバブル・物量時代のCDプレーヤーを知っている人からは、「この中味でどうして音が良いの?」といわれそうな感じの中味です。
「MAID IN マレーシア」で、基板やパーツには、組み立てやテスト時につけたと思われるチェック完了の赤や黒のペン跡がたくさん見られます。 実はこのマレーシア、1990年代から日本のオーディオメーカーが続々と進出しており、パイオニアの他にはヤマハ、オンキョー、ビクター(JVC)の生産拠点があります。ケンウッドの工場はDP-5090などを生産し、その後カーオーディオがメインとなりましたが、JVCと事業統合したためJVCの工場に集約する予定だそうです。
(電源回路) 電源回路はスィッチング方式です。スィッチング電源は小型のAC電源アダプターなどでも使われる回路です。
スィッチング電源 電源回路(DAC・オーディオ回路) D/Aコンバーターはシーラスロジックの24bit/192KHzDAC「CS4392」です。SACDのDSDにも対応しており、DV-S747Aではこれを3つ使用して5.1chサラウンドに対応しています。
オーディオ回路 DSDデコーダー SONY CXD2753R DAC シーラス・ロジック CS4392 オーディオ回路 映像回路 映像用DAC アナログ・デバイセズ ADV7300(ピックアップ・ドライブメカ) ピックアップ・ドライブメカのベースは樹脂製で、とりわけ強度があるというものではありません。
ピックアップユニット トラッキング用の モーターとシャフト出力端子は左側は映像系。右側が音声系になっています。
SACDソフトとDVDオーディオソフト
SACDのソフトが初めて発売されたのは1999年5月21日で、SACDプレーヤー「SCD-1」の発売にあわせて発売リリースされました。
世界初のSACDソフト 世界初のマルチチャンネル対応にした DVDオーディオソフト シェール・ショパン 横山幸雄 SRGR-701 3,990円 1999年5月21日発売 宙のファンタジー 神山純一 PEKDA-501 4,500円 2000年4月26日発売