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HOWL BE QUIET

HOWL BE QUIETのメジャーデビューシングル『MONSTER WORLD』。リリース前に先行公開されている表題曲のMVを見て、これまでの彼らを知る人は少なからず驚きを感じたのではないだろうか? だが、その変化はこれまでの2作品を振り返ってみれば、当然のことなのかもしれない。「Merry」や「GOOD BYE」に代表される切ないバラード曲でリスナーの心を鷲掴みにした、インディーズでの1stアルバム『DECEMBER』(2013年12月)。その約1年後にリリースされた『BIRDCAGE.EP』(2014年11月)では、「From Birdcage」や「ライブオアライブ」といった楽曲でロックバンドとしてのスケール感の大きさを見せつけた。そして今回の『MONSTER WORLD』では突き抜けたポップネスを持った表題曲を軸に、“バンド”という枠にすら囚われないようなカラフルな3曲が並んでいる。カテゴライズされることを拒み、とことん自由に新たな自分たちの音楽を創造し続ける姿勢は、核にある“歌”と共に決して変わることはないのだろう。新たな始まりを告げる作品を携えメジャーデビューを果たした4人に迫る、巻頭スペシャル・ロングインタビュー。

「変わらない部分はずっと自分たちの核として持ちながら、その周りの部分をもっと柔軟に変えていきたいんです。新しいものを追い続けるマインドというのは当時も今も変わっていないから」

竹縄:そういう言葉自体はすごく嬉しいんですけど、それだけでまとめられて(イメージが)1人歩きしちゃうのは本意じゃなくて。僕らは“泣けるバンド”をやろうとして活動しているわけじゃないし、『DECEMBER』という作品には「孤独の発明」みたいなHOWL BE QUIETの“陽”の部分を表現した曲もちゃんと入っているわけだから。そこでカテゴライズされることの怖さを知ったんですよね。

竹縄:姉の影響もあって、小さい頃はずっとSMAPを聴いて育ったんですよ。SMAPから音楽に入って、ヒットチャートのトップ10みたいなものばかりを聴いていた時期も経て、中学校に入ってからBUMP OF CHICKENやRADWIMPSみたいな“バンド”というものに出会って。そして高校でさらに雑食になった…という流れなので、本当に何か1つをピックアップして聴くという感じではなかったですね。

竹縄:そうですね。だからマキシマム ザ ホルモンも好きだし、BIGBANGとかの韓流も好きだし、ONE DIRECTIONも好きだし、Coldplayも好きだし、SMAPも好きだし…。自分の中でそこに共通しているのは、“歌”ですね。特にマキシマム ザ ホルモンは衝撃的だったんですよ。初めて友だちに聴かされた時に「これはちょっと苦手かもしれない…」と思ったんですけど、曲の中に絶対1ヶ所はすごく良いメロディがあって。そこの“ギャップ萌え”みたいな感じが初めての体験で、すごく刺さったのかなと(笑)。結局、自分の中では“歌”が全部の中心にあるんですよね。

黒木:でも僕もこの曲を聴いた時に、“新しい始まり”だと感じていて。歌詞の内容としても、最初に聴いた瞬間から「完全に開けて、ここからHOWL BE QUIETは新しいスタートを切るんだな」というのは伝わってきました。

竹縄:当時は「こうやったら、こう思われるかな?」とか「こうかな? こうかな?」とか考えすぎて、自分の中でも完全に混乱しちゃっていて。そこで難しいことを考えるのは1回やめて、原点回帰しようと思ったんです。音楽を始めた頃の気持ちを思い出そうという感じになった時に、やっぱり自分が一番やりたいものは“歌”だなと。ポップスみたいな歌が歌いたいと思った時に、色々と吹っ切れたんですよ。とにかくやりたいことを自由にやって、メンバーに渡してみようというところで書き始めたのが「MONSTER WORLD」だったんですよね。

竹縄:僕が当初やっていたのとは、全く解釈の違うアレンジで蘇らせてくれて。その時にちょうど「MONSTER WORLD」を作っていたというのも関係あるかもしれないんですけど、全てがカチッとハマったんですよね。「MONSTER WORLD」の相棒としてハマったというのもあるし、今の僕らのモードというかライブにおける表現の仕方においても1つの武器として「レジスタンス」はすごくハマったんです。そこから「レジスタンス」にフォーカスし始めたというか。黒木のアレンジが全てを持ってきてくれた感じだったから、それを軸に進めていきました。

黒木:最初に聴かせてくれた段階では、竹縄自身も「どうだろう…?」みたいな感じで出してきて。俺だけは「メッチャ良い曲なのに、なぜ誰も良いと言わないんだろう?」と思っていたんです。でも「MONSTER WORLD」ができた時に、明らかにポップでダンスチューンという方向に突き抜けているものが1曲あったら、さらに「MONSTER WORLD」の世界も広がるなと思って「レジスタンス」をカップリングに提案しました。

竹縄:まず「MONSTER WORLD」がリード曲になると決まって、その相棒として「レジスタンス」が付くとなってから書いたのが「Daily Darling」で。僕は今まで“シングル曲を書こう”みたいな意識で作ったことがなかったんです。“どれもが主役になるものを”と思って書き始めているので、脇役にしようと思って書き始めたりはしないんですよ。でも今回ちゃんとしたシングルという形で出すということになった時に、初めてそういうものを書こうと思って。

竹縄:「MONSTER WORLD」と「レジスタンス」という2曲に対してバランスが良くなるような、もう1曲の仲間を付けてあげようという意識で書き始めたのが「Daily Darling」という曲で。その2曲を並べて聴いた時に「次にどんな曲が来て欲しいかな?」と考えて出てきたのが、この曲だったんですよね。

竹縄:そういうのは初めてでした。やっぱりリード曲とカップリング曲というのは、お互いがあってバランスが取れるものだなと考えていて。「MONSTER WORLD」だけじゃ生きられないし、「Daily Darling」だけでも生きられない。3曲がお互いに手と手をつないで三角形を作っているのが、『MONSTER WORLD』というシングルだと思っているんです。

竹縄:その気持ちがすごく強いんですよ。リード曲がその名を名乗ってはいるけれど、このシングル自体が『MONSTER WORLD』だから。この3曲が作る三角形で『MONSTER WORLD』というシングルを体現するものにはなっています。“カップリング=おまけ”みたいなイメージがあるかもしれないけど、今回はカップリング曲もマジでヤバいので本当に聴いて欲しいですね。

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INFORMATION

Member 竹縄 航太(Vo./G./Pf.) 黒木 健志(G.) 橋本 佳紀(Ba.) 岩野 亨(Dr.)

Release Major Debut Single 『MONSTER WORLD』

【初回限定盤(CD+DVD)】 PONY CANYON PCCA-04350 ¥1,800(+税)

【通常盤(CD)】 PCCA-04351 ¥1,200(+税) 2016/3/9 Release

Live Info. “チャンス到来TOUR〜決戦前夜編〜” 3/16(水) 梅田Shangri-La

“One-Two-Three, For!! TOUR 2016” 4/06(水) 福岡Queblick 4/07(木) 広島Cave-Be 4/09(土) 梅田Shangri-La 4/10(日) 名古屋ell.FITS ALL 4/15(金) 仙台LIVE HOUSE enn 2nd 4/17(日) 代官山UNIT

Event Info. 3/23(水) 渋谷eggman 3/26(土) 名古屋SPADE BOX 5/21(土) 心斎橋Music Club JANUS

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